月別アーカイブ: 2015年10月

10月の合唱

今回はちょっと早めに到着。すでに先月に引き続き名古屋のHさんも到着しており楽譜を開いていました。私たちが加わって女声4人、男声2人で唱い始めました(すでに唱っていたのかもしれませんが)、「聖木曜日のレスポンソリウム」。私が卒業して4年目の演奏会のメインディッシュの曲目、一度唱ってみたかった。

「すすきさん、唱ったことありますか?」
「ないよ」
「じゃ、テナーなし、バス2人で」

と、テナーなしの合唱です。でも厚いハーモニーが感じられる曲、いいな。

やがて人もそろって練習に入りました。今回はS:5、A:4、T:4、B:3という編成。まずは分離唱、そしていつものように讃美歌。

しずけきいのりの
ガリラヤの湖畔
主よこころみ
神ともにいまして
しずけきかわの
かいぬしわが主よ
ゆうひはかくれて
やさしくともをむかえよ
こころのおごとに
ひとたびは死にしみも
むくいをのぞまで
みたまなるきよきかみ

続けて、

すすき
背くらべ
赤い靴
よしきり
光のお宮
われは幼く
空しく老いぬ

休憩時間には男声合唱2曲、

今は若き子
Adoramus te

練習後半は、

渓川したいて
からたちの花
はるかに
ひばり
うぐいす
緑の森よ
アヴェ・ヴェルム・コルプス
グロリア
森の教会堂

以上で練習を終えました。
練習終了後もよく讃美歌を唱うのですが、今回は実力派Hさんがいましたので普段とはちょっと違う曲目を。まずは彼がくるとのことで用意されていた楽譜で、彼が学生時代ソロを唱ったロシア民謡「バルカンの星の下に」。その後も次々と滅多に唱わない曲に挑戦しました。

うつくしき
ロッホローモンド
夕の鐘
中国地方の子守歌
島原の子守唄
お山の細道
げんげ花
今様
赤とんぼ
坊やお眠り

それから讃美歌を3曲ほど唱ってこの日を終えました。何曲かは私も全く初めて、でも唱ったことのない曲も新鮮な味わいでまた楽しめます。「小山の細道」なんか気に入ってしまいました。
今回練習時間内に唱った曲は28曲。こういうふうに小曲とはいいながら次々と多くの曲を唱う、通常の合唱団とはかなり趣が違うんでしょうね。私も学生時代の最初、佐々木先生がみえる以前は普通の合唱を唱っていたのですが、かつてどんな練習形態だったのか思い出せません。でもこんなふうにいろいろな曲を味わえる私たちの合唱、楽しいんですよね。

八ヶ岳音楽祭

八ヶ岳音楽祭

「八ヶ岳音楽祭」を聴いてきました。北杜市で毎年企画している演奏会で、今年のプログラムは、

ベルリオーズ:序曲<動物の謝肉祭>作品9
フォーレ   :「レクイエム」ニ短調作品48
フランク   :交響曲ニ短調

私の関心はなんと言ってもオーケストラ版のフォーレのレクイエムでした。職場の先輩が「今年唱うんだ」といいうのを聴いて、「じゃ、聴きに行きますからね」と言ってきたのでした。学生時代私たちが唱ったのはピアノ伴奏、2年ほど前に女声合唱で聴いたのはパイプオルガンの伴奏で、オーケストラを背景にした生演奏ははじめてでした。

ホールは7~800席と言うところでしょうか、木造で内装も木で囲まれた落ち着いた雰囲気のホール。オーケストラのみの<動物の謝肉祭>のあとレクイエムには編成をちょっと小規模に、それから小さなオルガンを持ち込んで準備完了。まず合唱団が入場、テナー・バスともに20人弱に対してソプラノ・アルトは40人超。イベント的な大合唱ではこういう編成が常でしょうがそのアンバランスを視覚的に少しでも和らげるのでしょう、ソプラノとアルトの間に男声が挟まる形で並びました。オーケストラの奏者が入場、そしてソリスト・指揮者が入場して始まりました。

やはり大分感じが違いますね、オーケストラ版のレクイエム。ピアノでやったときに比べるとゆったりとした感じの曲作り。ラテン語の発音が違っていたりと余計なことで気になった部分もありますが、やっぱり名曲です。久しぶりに味わいました。

休憩時間、小用に出るとそこで昔私たちが歌ったときバリトンソロを歌った友人、それから私の2学年下の学生指揮者をしていた友人(どちらもKさん)とばったり。

「今日は唱うんじゃなかったの?」
「Kさんのソロの方がよかったよ。」
「唱っているよ、一番前(の客席)で、心の中で」
「どうりでソロがよかったね。」

等々、久しぶりの再会に軽口の応酬を楽しみました(笑)。

最後はフランクの交響曲ニ短調、はじめて生で聴きましたが、こうして聴いているといろいろな楽器の音がわかるものですね。

「あ、オーボエ。」
「今度はフルート」
「ホルンだ」
「今ハープが鳴ってるな」

なんていう感じです。

私たちが一年間しっかり唱ったレクイエムは懐かしさもありますが、聴いているとハーモニーの雑な部分も聞こえてきてしまします。今になっても染みついているものはあるようです。ですから、オーケストラ曲の方が余計なことを考えずに楽しめたようにも思います。

「これからは、たまには生のオーケストラも聴きたいな」という気持ちもわいてくる演奏会でした。

「君の膵臓を食べたい」

君の膵臓が食べたい「君の膵臓を食べたい」
住野よる
双葉社

怖くなるようなタイトル。でも図書館のたよりにはなんとなく期待を持たせるようなこの新刊書の案内がのっていました。で早速図書館へ、題名でちょっとは躊躇しましたがでも読んでみることにしました。

読書好き、人付き合いが苦手な高校生の主人公がふとしたことで余命の少ないクラスメートの女性の病気を知ってしまう。一人だけ秘密を知ってしまった主人公が、快活に振る舞う彼女に振り回されながらも二人の交流から成長していく、そんなストーリーで最後は泣けてしまいます。

これはおすすめ!

梨大合唱団合宿の感想

佐々木先生が梨大に指導に来ていた当時、先生のお弟子さんが練習の見学(?)によくみえました。夏合宿には特に多くの方がみえ、自炊の合宿の炊事を手伝ったりしながら練習を見学してくれました。先生の指導は12年間にわたりましたが、その7年目の昭和54年(私はとうに在籍を終えている頃ですが)の夏合宿の見学に見えたお弟子さん方が寄せてくれた合宿の感想手紙が当時の団内誌に掲載されています。そういう方達がこの合唱をどんな風にみていたのか、感じていたのかは大変興味深いものがあります。

そこでこれらの文章を順次掲載させていただこうと思います。とりあえずはお一方の文章、「M.Yさんからの手紙」を掲載させていただきました。

投稿・寄稿
http://susuki.chips.jp/?page_id=1470

からこのページの末尾、「M.Y. さん からの手紙」をクリックするか、または直接

梨大合宿の感想1
http://susuki.chips.jp/?page_id=4984

をクリックしていただき、ご覧ください。

「火花」

火花「火花」
又吉 直樹
文藝春秋

今年の芥川賞作。図書館の予約待ちの後、借りることができました。
お笑いの世界、特に師匠というべきか先輩というべきか著者自身がその感性を尊敬している方の言葉やその人との交流が描かれています。お笑い芸人の鋭い感性がつづられているのだなと思うのですが、私にはどうもそういう感性が乏しいようです。よい本だろうなと思いながらその世界について行けない思いが強くなり、三分の一超を読んだところで断念しました。

(6.0k)

秋の下黒沢

昨日朝は久しぶりに下黒沢を歩きました。

 

秋の下黒沢1田園風景の中におしゃれな家が点々と。この地区は古くからの家は少ないとか聞きました。このロケーションに惹かれての新住民なのでしょう。

これから稲刈り、刈り終わった田んぼ、両方が同居しています。刈り取った束を逆さにつるして干した、これを私たちの地域では「牛」と呼んでいますが、これは広く使われている言葉なのでしょうか。コンバインで刈り取ってすぐに脱穀してしまうことで、最近は見ることが少なくなった光景です。

秋の下黒沢2丘の上を見上げると大きな立木の背景に青空、「いいな」と思って撮った一枚なのですが、後から写真で見るとどうということのない一枚かな?

秋の下黒沢3咲いている花の種類もずいぶん少なくなりました。車山高原でもよく見たノコンギクかな。

この時期になると暑さもひいてウォーキングにはいい季節となりました。

梨大1973.7.10小演奏会

標記の題で「大草原のヤス」さんが記事を書いています。

まるまる2ヶ月という大学の長い夏休みに入るとき、4月から夏休み前までの締めくくりのようにいつもの練習会場の教室での部内発表会が行われました。でも残念ながらその録音を聴く機会には恵まれていません。私たちの団体は混声合唱団でしたが、全体合唱の他男声・女声合唱、学年別の合唱、指揮者と正副パートリーダー(この人達を技術部門といっていました)の合唱、それから有志による男声カルテットなど、編成をいろいろと替えて、外部のお客様なしの内輪で楽しむ会でした。

以下のアドレス、ご参照ください。

http://naohana-batake.sakura.ne.jp/wp/2015/09/30/%EF%BC%97%EF%BC%93%EF%BC%8D%EF%BC%97%EF%BC%8D%EF%BC%91%EF%BC%90%E5%A4%8F%E3%81%AE%E5%B0%8F%E6%BC%94%E5%A5%8F%E4%BC%9A/

8・9月のウォーキング

月が変わりました。8月も報告していなかったので、8・9月の2ヶ月まとめて報告です。

2015年8月

歩行距離 : 60.3km
歩行日数 : 11日
ウォーキング実施率 : 35.5%
1日平均歩数 : 5109歩

2015年9月

歩行距離 : 74.2km
歩行日数 : 16日
ウォーキング実施率 : 53.3%
1日平均歩数 : 5748歩

今年1月からの歩行距離 :  813km
歩き始めからの歩行距離 : 6189km

8月・9月とも、けがをした年を除いては最低の結果となりました。普通なら一番距離を稼ぐ両月ですが、不振の月となってしまいました。「基本的に毎日歩く」という意志が薄れていたこともありますが、雨の多い天候も影響しました。気持ちを立て直さなければとも思いますが、今日現在もまた荒れ模様の天気。明朝は休みかな?