このブログの書き始めは、佐々木先生にご指導をいただくようになった梨大合唱団のことでした。1973年のこと、もう40年近い年月が流れています。そんな遠い過去のことは十分に記憶にあるわけではないのですが、このように昔のメンバーが顔を合わせると会話の中でよみがえってくることも多いですね。そんな掘り起こされた記憶を一つ。
73年4月、先生にご指導をお願いして初めての練習は春合宿でした。2泊3日だったか3泊4日だったか。私には記憶があまりないのですが、この合宿ではめざましい変化が現れたのだそうです。ですから合宿の後、次回は5月と先生の指導は1ヶ月空いたのでした。1ヶ月後に指導に見えたとき、見事に普通の合唱に戻っていたとのこと。
「これはいけない」
と、この5月から先生は毎週水曜日の夕方5時からの練習に見えるようになったとのこと。こういったことって団の中心になって活動していた方は鮮明に覚えているんですね。その中でただ唱っていただけの私の記憶からは全く抜け落ちていました。