東京公演の会場は第4回(1977年)からは、東京上野の上野学園大学内にある石橋メモリアルホールで行われるようになった。以来、最後の東京公演までずっとこのホールで開かれた。このホールはステージの正面にパイプオルガンが配置されていて、宗教曲など演奏するのにはいうことなしの雰囲気だった。おしゃれな上に、石壁のためか音の反響も大きく、唱う側にとってはとても唱いやすい印象の会場だった。しかし、少々残響過多な印象でもある。私は、本当に美しいハーモニーには残響が多すぎない方がいいと思う。これはレコードでも同じだ。私たちのLPレコードはその製作会社の個性なのだろうが、エコーがかなり強い。レコードから聞こえてくる演奏は、普段の練習を行っている大学教室で聴いていた印象と違うのだ。初めて自分たちのLPを聴いたとき、音楽が化粧されてしまったようなくすぐったい気持ちだった。だから、もし私たちの母校の演奏が「CDに復刻されるのなら、エコーの少ない状態で聴きたいね」と、友人達との間でささやき合っている。
初めまして。僕は現在、佐々木基之先生の娘さんの美和
さんの所でピアノと合唱を教えて頂いている者です。
僕のお会いした事のない基之先生のことが沢山書かれて
あって、とても興味深く、楽しく読ませてもらいました
。分離唱は本当に素晴らしい教育法なのに、ほとんど知
られていないので、残念ですよね。基之先生の奥様に梨
大のCDを作って欲しいとお願いしたりするのですが、ま
だ実現してません。もし復刻されたら、いろんな人に聴
かせたいのですが…。
クリスさん、コメントありがとうございました。
私はピアノは全く弾けません。だからピアノの弾ける人が羨ましいです。先生の娘さんにビアノを教わり、合唱もしているなんて羨ましい環境ですね。18日の合唱にも参加されたのでしょうか。
また読んでいただけると嬉しいです。
あら、昨日の合唱にいらしたそうですね。僕は昨日は
ちょっと行けなくて残念でした。また、ぜひ来てくだ
さいね。
今日、メールで先生からうかがったのですが、とても
すてきなバスだったそうですね。聴きたかったな。
僕のピアノは大した事ないですよ。でも、先生と一緒に
弾く連弾は、とても楽しいです。この楽しさは、恐らく
経験したことない人には分からないと思います。
聴き合うことによって自然で息の合った連弾ができた時
は本当に満たされる感じがします。
先生もお上手ですね。私は声のでない貧弱なバスですよ。「むくいをのぞまで」では、低音から始まるのですがベースがなくなってしまったんですよ。学生時代には「お前の声は眠くなる」なんて言われていました。だけど聞いて唱って、自分の声がハーモニーにとけ込んでいくと、自分の声もきれいになったような気持ちにもなってしまいます。こんな聴き会って唱う場をつくって、そして仲間に入れてくれた皆さんに感謝です。
聴き合うことによって自然で息の合った連弾ができるなんていいですよね。私はピアノが弾けませんが、はなしを聞いているだけで夢が膨らんでしまいます。クリスさんにお会いできなかったのは残念ですが、いつか会う楽しみが残っているのもいいですね。その時は連弾も聴かせていただけると嬉しいです。
クリス様、初めまして、梨大の合唱団の皆様がなつかしくなりました。もう一度もう一度もう一度、梨大の皆様のよわふけわたりぬを聴きたくなりました。むかし涙をおさえることができなくてしかたありませんでした。私も梨大合唱のCD がほしいです。