先生の指導が始まる前に退団してしまった先輩がいた。純粋な方で、自己の求めるものに照らし合わせて、その頃の合唱団に失望してしまったということのようだった。秋になってからこの先輩に練習の録音テープを聴いていただいたところ、驚いていた。「短期間によくこんなに変わった」ということらしい。中にいる人間にとっては、自分たちの変化などわからないものだ。私たちにとっては、そういう合唱をしていることがただの日常であったにすぎない。だからこの時初めて、私たちの合唱の客観的な評価を聞いた気がする。
録音の中にはモーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」があり、流れてくる演奏に合わせて私が口ずさんだところ、この先輩はまた驚きの声をあげた。「アヴェ・ヴェルム・コルプスを編曲するなんて大それたこと、佐々木先生はそんなことまでするのか」ということだった。この先輩はバッハのカンタータとかその他宗教曲などのミュージックテープ(オープンリール)を買ってきては聴いているような方だった。私はただ与えられた曲、与えられた編曲を何も考えずに歌ってきただけだが、「音楽好きの人はそんなことを考えるのか」と、その頃の私は妙に感心してしまった。
私達の合奏では、この大それた曲を合奏しているんですよ。先生のこの曲への想いのようなものが感じられてとても素敵なハーモニーです♪
すすき・・も先生は、お好きな曲でしたね。光のお宮も弦楽器で奏でると素敵です。
佐々木先生の編曲は、こころが温かくなります♪
同じメロデイーでも、包み込むハーモニーが違うと趣も語りかけるものも違いますね。
これからも、先生の編曲された楽曲を合唱・合奏して先生のお心に少しでも近づけたら・・と思います☆
文章に書いたように、先輩はモーツァルトの作品を編曲するなど大それたことだといいました。しかし私は佐々木先生編曲のものから入り、私にとってのアヴェ・ヴェルム・コルプスは先生による編曲のものといってもよいくらいです。
私達は「いつかは先生のホームページをつくりたいね」と話したことがあります。タイトルは何がいいだろうということになり、それは先生の思いのたくさん詰まっている「すすき」がいいだろうということになりました。私たちのホームページは一向に実現しそうもありませんが、HNに「すすき」を使わせていただいております。
分離唱のホームページができるという話もありますよね。
分離唱のHP、一応完成しました。以前、メールでお伝えしたアドレスです。
又は、nattuさんのブログの分離唱の会の後の方のコメントのところから見ていただけます。
エッセイを書いてくださいませんか。何か、付け加えるページを作っていただければ嬉しいです。
徐々に、素敵なHPにしてゆけたら。。。と思っています。一度、ご覧ください♪