分離唱による合唱団の誕生

佐々木先生を指導者としてお迎えしたのは1973年4月からです。以前は県内のその世界では有力な指導者のもとでコンクールへ出場し全国大会に出場したこともあったそうです。しかし72年度は外部指導者なしで活動していました。そして指導者のいない活動に限界を感じて、次期の中枢をになう学年の人たちから指導者を呼びたいという声があがったのです。

団員の中に一人、佐々木先生のお弟子さんのレッスンに通う方がおり、その方の関係かと思うが72年の5月ころ一度先生にご指導をいただきました。そしてこの年の11月、次期学生指導者に決まっていたAさんが、先生が長年指導していた山形南高校OB合唱団(男声合唱)の定期演奏会を前述のお弟子さんらとともに山形まで聞きに行きました。このコンサート、Aさんにとっては衝撃的だったそうです。とにかく「初めから終わりまですべてハーモニーの連続だった、すごい!」というふうなことを聞いた覚えがあります。感激して先生と握手をしてきたというようなことも聞いたように思います。

そんな背景もあり、73年から先生の指導を仰ぐことになったのです。

分離唱による合唱団の誕生」への1件のフィードバック

  1. 虚仮

    そうそう。Aさんと同じような衝撃を私は山梨大学合唱団の演奏会で受けたのですよ。
    感激してしばらくぼーっとしてました。
    演奏会で売っていた(のか取り寄せたのか忘れましたが)本を買って、むさぼりついて読んだものです。
    そして実践。

    返信

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