もう一度、この本の中のことばを紹介します。
「芽さえ出れば育ちます。石はまったく問題にならないわね。」
これは、高知の山下幸一・雨宮とも子さんのところに登場した文章。
もし収穫できなかったときはどうするのかと、失礼な質問をしてみた。
沖津さんは「そんなことはありえない。」と即答する。自然界で作物が育
たなかったら、生物が生きていけないのと同じ。「地球の終わり」とまで
言って笑う。
「・・・・自然界のことわりに添えばできる。添わなければできない。簡単
な事なんです。」
これは、徳島の沖津一陽さんのところの文章です。
自然農で作物ができるできないかが、入り口に立っている人にとっては大問題です。「自然農といっても土地が悪ければ・・・・」とか「寒いところでは・・・・」とか考えてしまうのではないでしょうか。しかし、自然農に生きる人たちは皆さんこうなのでしょうかね。心が定まってゆるがないことばに驚いてしまいます。
(32.0k CT)
再度、「自然農に生きる人たち」から
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