大の友人の見舞いに後輩二人がきてくれました。Sさんは大阪在住ですが現在単身赴任の東京から、もう一人のSさんは何と兵庫から日帰り。両Sさんはかつて一緒に男声合唱、そして混声合唱を楽しんだ仲間です。電車で来た彼ら、私も運転手をつとめておつきあいさせていただきました。兵庫からのSさんは帰りの都合もあって早くにひきあげたのですが、東京からのSさんは見舞いの後我が家にも寄ってくれました。
そして我が家では、抜け目なく私たち夫婦と一緒に一緒に唱っていただきました。一パート足りなくはなりますが曲によってアルトがなくなったりバスがなくなったりしながら讃美歌を三重唱です。
いつくしみ深き
ガリラヤの湖畔
神ともにいまして
ゆうひはかくれて
みたまなるきよき神
夜はふけわたりぬ
唱いはじめから「おっ!なんてハモれる人なんだろう。」と感心してしまいました。もう長いこと音楽とは遠ざかっているというのに、何もせずいきなりのハモり、こういう人がいるんですね。で、聞くと、大学に入るまでは全く合唱には縁がなかったとか。「僕は楽譜もよめません。」と言っていましたが、そんな彼の唱いように私たちも「あ、こういうふうに唱えばいいのか」と、学ばせていただきました。学生時代、まっすぐにハーモニーの世界に入っていった人なのでしょうね。
後輩の優しさとに触れ、久々の再会でハーモニーをともにできたうれしい一日でした。