さて、本題のプラハ混声合唱団の演奏です。
私たちにとって、「合唱=ア・カペラ(無伴奏)」なんですが、この演奏会はピアノ伴奏曲とア・カペラ曲が半々くらい。
1.のロシア正教の合唱曲はア・カペラ、なかなか楽しめそうな曲でした。
2.スタバド・マーテル、ピアノ伴奏曲でした。この合唱団はドボルジャークが得意だとか、でも私は好きになれないかな。
3.幻想曲「カンナ」。日本人の女性声楽家がソリストとして登場しました。現代的な曲、これはちょっと・・・・?
ひとつとばして
5.フクヴァルド地方の歌、全部で6曲をア・カペラでを次々と歌ってくれました。
6.野鴨。作曲はヤナーチェック、個性的な独特の色を持った曲でした。
8.チェコ民謡集、最後の「雨が降る、降る」は軽快な曲。この合唱団、実力のある合唱団てこういうのを聞かしてくれますね。
9.日本の歌。「さくら」はやはり前述のソリストが登場して、合唱団をバックに歌っていました。それから日本の有名な合唱曲「遙かな友に」。こういう日本語の曲の言葉の繊細さはやはり日本人でなければ無理ですね。でも楽しませてくれました。
最後にこの合唱団のアンコール曲が1曲と、韮崎市民合唱団と合同で、(会場を明るくして聴衆も一緒にという意図でしょうが)「ふるさと」を歌いました。このあたりは日本人泣かせの定番かな?
こうやって日本にやってくる合唱団、有名どころなんでしょうね。力のある合唱団、楽しませてくれました。でもハーモニーはね、そんなでもなかったかな。久しぶりに合唱を聴かせていただきました。
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