以前話題にした地区の文化祭が開かれました。12:30開会でしたが、私たち文化協会の役員は朝8:30集合で、準備から後片づけまで丸々一日のお付き合いでした。上層部の苦言が功を奏したのか、観客も最後まで減ることなく、心配も払拭された文化祭でした。
芸能部門のトップバッターは「コーラス」、合唱好きの私は「一体どんな合唱をするのだろう?」と興味津々でした。曲目はロシア民謡一曲と「宗谷岬」、それから知らない曲を一曲でした。ピアノ伴奏付の二部合唱一七人(もちろん全て女性)、ソプラノは少し頑張ってしまうきらいはありましたが、アルトは素朴な歌い方でなかなか好感がもてました。後で聞いたはなしでは、近くでピアノと声楽の音楽教室を開いている先生に2週間に一度見てもらっているのだそうで、指揮もその先生でした。
基本的にア・カペラ四部でばかり唱っていた(遠い昔のことです)私には、コーラスといっても別世界のような感じがします。今回のような形のピアノ付き二部合唱は職場で余興的にやったことがありますが、二部では和音の響きというようなものが感じ取れず、「わからないな」という印象を持ったものでした。三部・四部では自分の音が自然に収まっていく感じがするのですが・・・・。
でも決して今日のコーラスを否定するわけではありません。上手下手はよくわかりませんが、とらわれのない歌い方に、心のありように拍手です。
会場の後方には展示部門の展示パネルが並び、絵画・写真・書・俳句・手芸・生け花などさまざまな作品が会場を盛り上げていました。楽しそうにすすめている多くの人たちの姿を見、日曜日もたまにはこのような事に一日お付き合いするのもいいものですね。