カテゴリー別アーカイブ: 音楽:国分寺の合唱

5月の合唱

5月26日、国分寺の合唱がありました。名古屋のHさんが参加できるのもあとわずか、そこで今回は有志が弁当持参で早めに集まって唱おうと言うことになりました。練習ではなくてもやっぱり分離唱から、そして讃美歌など昼過ぎまでにこんな曲目を次々と唱いました。

かいぬしわが主よ
やさしくともをむかえよ
ナルドの壺
心のおごとに
ひとたびは死にしみも
むくいをのぞまで
しずけきかわの
われにこよと主はいま
神ともにいまして
ゆうひはかくれて
いつくしみ深き
しずけきのりの
みどりも深き
川岸のベンチ
夕焼雲
からたちの花
ともに手をとり

讃美歌・・・・よくハモりましたよ。
「川岸のベンチ」はHさんが学生時代にソロをした曲、そして「夕焼雲」もあわせてソロを唱ってもらおうと楽譜が用意されていました。このあたりの曲は唱ったことのある人はわずか、ほとんどの人にとっては初めての曲ですからピアノで音取りをしての合唱。でも懐かしい曲でした。
昼食の時間もそこそこに、今度は男声合唱。

Adoramus Te
いざ起て戦人よ
今は若き子
進め我が同胞よ
夏の夜の星
明日まで
山の乙女
野ばら
Zum Sanctus
聖なる心にのみ

ここで本来のメンバーが集まり、練習が始まりました。この日の練習はS:6、A:5、T:4、B5の充実した構成。改めて分離唱からカデンツと練習が始まりました。

かいぬしわが主よ
やさしく友をむかえよ
むくいをのぞまで
心のおごとに
ひとたびは死にしみも
みたまなるきよきかみ
すすき
背くらべ
赤い靴
よしきり

休憩を挟んで

渓川したいて
緑の森よ
アヴェ・ヴェルム・コルプス
ラシーヌ讃歌

少人数で唱うのもいいけれど、こうして充実した人数で唱うのってまたいいですね。この日は今までになく厚みのあるハーモニーで学生時代を思い起こさせるものでした。

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4月の合唱

国分寺の4月の合唱がありました。笹子トンネル事故のあとしばらくは高速で行く気にはなれませんでしたが、3月からまたマイカーで参加しています。
中央道沿いは若芽若葉のもこもことした淡い緑と常緑樹の深い緑のコントラストが見事です。
談合坂の新緑
談合坂SAで休憩し、北側の山を見あげて撮りました。新緑に加えて山桜など若干の赤味も加わりこの時期ならではの景色がひろがっています。

さて、今回の合唱ですがS:3,A:2,T:3,B:4、2月に我が家で一緒に唱ったSさんも新たに加わりました。この日は女性の集まりがちょっと遅く、初めてのことですが男声合唱からスタートしました。男性だけとは行ってもまずは分離唱から、そして

Adoramusu te
今は若き子
夏の夜の星
美しの五月
野ばら

女性もそろったところで混声がはじまりました。改めて分離唱・カデンツから、そして歌った曲は

しずけきいのりの
かいぬしわが主よ
こころのおごとに
ひとたびは死にしみも
すすき
背くらべ
赤い靴
休憩を挟んで
よしきり
ひかりのお宮
われは幼く
緑の森よ
渓川したいて
アヴェ・ヴェルム・コルプス
グロリア
森の教会堂
夏の夕べ

以上で練習を終えました。

前回は思うようにハモれなかったことから、今回のMさんの指導はハーモニーをしっかり見据えた指導に感じました。確実にハーモニーに向かっていく練習、やっぱりいいですね。
練習後は時間の許すメンバーが残ってコーヒータイム、雑談などでくつろいだ後また唱いだすのが常なのですが、この日はHさんのリードですぐに男声合唱を唱いはじめました。といっても練習のはじめに私たちのレパートリーは唱ってしまいましたので、山形南高OBの合唱曲集から「これはどうかな?」なんていう調子で。ドリンクがでてきてもなお唱いつづけました。

明日まで
オーラ・リー
山の乙女
兵士の歌
U Boi
Zum Sanctus

といったところです。いきなりの曲、乱暴ではありますが何とか唱えました。問題はいろいろあるのでしょうが男声らしい響きが感じられて楽しい時間となりました。ティータイムのあとは讃美歌2曲だけで、私たちも散会しました。
今は仕事の都合で東京にきている名古屋在住のHさんですが、東京にいられるのはあとわずか、この合唱に参加できるのもあとわずかだそうです。彼のいるうちに男声のレパートリーを増やしたいな、と思います。

2月の合唱

国分寺の2月の合唱がありました。先月はノロウィルスのおかげで・・・・、2ヶ月ぶりの参加でした。

先月も見えたという梨大OBのHさん、7年ぶりの再会でした。名古屋で分離唱の合唱で中心的に活動されているとか、いつものメンバー以上に馴染んで楽しい時間となりました。
そしてもう一人、このブログで一度紹介した「世論時報」に手記が掲載された音楽の先生、この方も先月も参加されたとか、私ははじめてお会いしました。

偶然本屋さんで手にした佐々木先生の著書「耳をひらく」との出会いから先生の厳しいレッスンのこと、小学校の授業での子どもたちの変化などたくさんのお話を聞くことができました。休み時間になっても唱い続ける生徒、その廊下で音楽室のドアの小窓から中をのぞき込んで早く唱いたいと待っている生徒。先生たちのいない全校集会で唱いだした子につられて全校合唱をしていた子どもたちのはなしなど、感動的な話の数々。はなせば尽きないというこんな話、またうかがいたいものです。

12月の合唱(その②)

12月の合唱からの帰り、立川で特急を待っているとKさんと一緒になりました。梨大OBが中心になって国立で活動している分離唱に基づく合唱団「ハルモニア」があります。彼はその合唱団の中心的メンバーの一人で、月1回の集まりに長年山梨から東京へ通い続けているのです。そのハルモニア、今回の集まりは同じ日だったんですね。双方とも座席指定で車両も違ったのですが、彼のところに行ってみたところ隣席が空いていましたので甲府まで一緒に話しながら帰ってきました。ハルモニアの今回は各パート3人、いいバランスです。やはり讃美歌をたくさん歌ってきたようでした。「今回は特に集まりが良かったが、でも少人数で唱うときもまた楽しい。」とのこと、同じような気持ちです。
Kさんのところは子ども二人で、今年・来年とおめでた続きだとか。「これからお互い二人暮らし、行き来をして一緒に唱いましょう。」と言っていただきました。

12月の合唱

23日、今年最後の国分寺の合唱がありました。到着するとすぐに、「体調の悪い人とか都合の悪い人が多くて今回は少ないですよ。バスは一人かもしれません。」と。それでもS3・A3・T2・B2と10人の参加でした。まあ、少人数で唱うのもまた楽しいですね。

まずはいつもの讃美歌

しずけきいのりの
それから
みどりもふかき

この後は今回はクリスマス間近でしたので降誕の讃美歌をたくさん歌いました。

まきびとひつじを
もろびとこぞりて
ああベツレヘムよ
あめなる神には
神のみこはこよいしも
あらののはてに
いざうたえ
まぶねのなかに
ひつじはねむれり
きよしこのよる

と、こんなところだったかな。「もろびとこぞりて」は歌詞1番・2番・5番と指示がでました。「なるほど、こう唱うのか」と。4曲ほどは私を含め多くのメンバーが初めての曲で譜読み、ピアノで2回ほど一緒に弾いてもらってからア・カペラで。でも楽譜にふってある歌詞は一番だけですから、2番になると途端に心許なくなります。そこで、「一番を2回唱いましょう」と。譜読みからピアノ無しで四声でハモるまでの流れ、好きだな。初めての曲はまた新鮮です。

休憩を挟んで男声合唱。

Adoramusu te
今は若き子
うるわし五月

4人だけでちょっと不安でしたが、でも聴いている女性陣からはまあまあお褒めの言葉(?)をいただきました。
後半は、

緑の森よ
渓川したいて
アヴェ・ヴェルム・コルプス
グロリア
ラシーヌ讃歌
森の教会堂

以上、今年最後の合唱でした。

7月の合唱

7月の国分寺の合唱がありました。
今回の参加はS3・A2・T2・B4、何と男性の方が多いという珍しいことになりました。
今回のハーモニー、「ちょっとおかしいぞ」と。いつにもましてハーモニーについてていねいに指導していただきましたが、どうもおかしい。曲の最後の和音がきちんと治まらないこと度々。私も含めてどうしていまったんでしょうね。

前半は讃美歌5曲とすすき。休憩時にいつものように男声合唱を唱いました。男声合唱はだんだんよくなってきたかな、今までにもまして曲の中で語れるようになってきたと思いました。そろそろレパートリーの追加ができるかな?

男声合唱に時間をとってしまったためか、練習時間は残り30分超。ここで、今回私が持参した曲に挑戦していただけました。ヴィクトリアの「聖週間聖務曲集」というレコードの中の最後から2番目の「インプロペリア」という曲、ト音記号で書かれたソプラノ以外のアルト・テナー・バスはいずれもハ音記号というしろもの、これをレコードで唱っている高さ(たぶんニ長調)に直し、通常の合唱の楽譜のようにト音記号とヘ音記号の2段に書き直して持って行ったものです。転記間違いがどれだけあるだろうと心配していましたが、間違いは2カ所。あまり多くなくてホッとしました。
唱ってみた感想は、もう少し気持ちよくハモれるかと思っていたのですがちょっと。讃美歌や日本の歌などからは趣が違って違和感を感じてしまったかな。でもまた挑戦していただけそうで、ホッとしました。

練習の最後は「グロリア」、大きな声でと立ち上がっての合唱で締めくくりました。

練習が終わってからはしばらくの雑談の後、なぜか混声合唱名曲選から「渓川したいて」を唱い始めました。ま、こういう曲でハーモニーは難しいかな。
で最後はやはり讃美歌、このころになると私を含めてみなさんハーモニーの耳に戻ってきたせいか楽しめました。次々と15曲、最後には長らく唱わなかった「夜はふけわたりぬ」をひもといて・・・・。やっぱりいい曲ですね。

たっぷりとハーモニーを楽しんで、今月も国分寺の集まりを終えました。

唱った曲は以下の通りです。

しずけきいのりの
ガリラヤの湖畔
ひとたびはしにしみも
こころのおごとに
むくいをのぞまで
すすき
(休憩)
男声合唱 Adoramusu te
今は若き子
美わし五月
夏の夜の星
インプロペリア
グロリア
練習終了後
やさしくともをむかえよ
かいぬしわが主よ
夕日はかくれて
われにこよと主はいま
いのちのみことば
ナルドの壺
みどりもふかき
ゆけどもゆけども
ささやかなる
しずけきかわの
みたまなるきよき神
いつくしみふかき
主よこころみ
夜はふけわたりぬ

国分寺6月の合唱

国分寺の合唱に行ってきました。久しぶりでした。
今回はS5・A3・T3・B4という編成、まずまずのバランスでした。いつものように分離唱、カデンツ、そして讃美歌とすすみました。見学者がいたためか、指導のMさんはていねいに分離唱のこと、聴くことを話していました。
休憩時間は男声合唱3曲、そのあと後半の練習でも始めに分離唱・カデンツ、そして曲は「すすき」・「よしきり」・「われは幼く」・「アヴェ・ヴェルム・コルプス」・「Gloria」・「森の教会堂」だったかな。「われは幼く」の時に話が出ましたが、今ユニクロにはいるとこの曲がBGMとして流れているそうですね。元の曲名を聞いたけど忘れてしまいました。
今回のハーモニーはいいとき、そうでないときと曲によって時間によって違いがあったように思いました。とはいってもなかなかのハーモニー、久しぶりに参加の私としてはうれしいハーモニーでした。前回参加したのは3月のはじめ、3ヶ月半のブランクで味わうハーモニーはやっぱりいい、気分爽快!
今回は見学者も若干名いました、仲間が増えてくれればと思います。
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3月の合唱

今日11日、国分寺の合唱がありました。今回は初めて西国分寺駅でおり、徒歩で会場に向かいました。東京都は言ってものどかな風景が残っていてよいところです。

今日の編成はS3,A3,T2,B4、まずまずの編成でした。前半は讃美歌、後半は音感合唱曲集から、2時間超をたっぷり唱いました。最近はハーモニーも充実、嬉しい時間です。

この日は震災からちょうと一周年、2:46には練習を止めて黙祷、それからこの合唱らしくハミングで讃美歌を。「ハミングに合う讃美歌はなんだろう」といって出た曲は「主よみもとに」。映画タイタニックの沈没する船の上で弦楽四重奏を奏で続けたのがこの曲でしたね。

今回は久しぶりに慎純さんもみえて、休憩時間には4曲ほど聴かせていただきました。みんながお喋りしているときに、「話していてくださいね」といいながらピアノで4曲聴かせてくれました。CDに収録されているコンソレーション(自作の曲)、それから「月の砂漠」、曲名が思い出せませんがポピュラーな一曲、そしてラフマニノフの前奏曲(たしかそう言ってました)。こんな生のピアノ演奏をバックにお喋り、なんて豪華ではありませんか。ラフマニノフの前奏曲はフィギュアスケートの浅田真央選手がこの前のオリンピックで使った曲で、演奏の後話題になりました。

私は風邪の後の咳が抜けきらず、咳が出始めて止まらず、迷惑をかけてしまいました。もう大丈夫かと思っていたのですが・・・・。

また次回も楽しみに参加したいと思います。

国分寺の合唱(12月)

国分寺の合唱がありました。先月に続いての参加です。

今回はソプラノ・アルトあわせて13人、それに対して男声はテナー2人、バス2人とちょっと怖い人数比。でも、十分楽しめました。その内容・曲目は以下の通り。

分離唱とカデンツ
讃美歌 しずけきいのりの
かいぬしわが主よ
神ともにいまして
むくいをのぞまで
こころのおごとに
ひとたびはしにしみも
やさしく友をむかえよ

休憩時間に男声合唱で、

今は若き子
Adoramusu te
夏の夜の星

後半ははじめにもう一度分離唱をしたのち、

すすき
光のお宮
よしきり
われは幼く
夕の鐘
緑の森よ
アヴェ・ヴェルム・コルプス
グローリア
森の教会堂

バランスはともかく、人数は最近になく集まりました。私は少人数で唱うのが大変好きですが人数が多くなると違った味わいが出てまたいいものです。今回は分離唱のあとカデンツと最初にハーモニーを強く意識した練習。そのおかげか、ハーモニーをよく感じられる練習でした。
休憩時間にいつも唱う男声合唱、でも今回は4人だけ。どうしようと躊躇していたところへ、女性から「男声合唱は?」との声が。「じゃあ、やりましょうか。緊張とスリルですね。」と笑いながらの3曲。でも、なかなかよく響いていました。1パート一人の緊張感が耳によい刺激となったんでしょうか。
後半も次々と唱いました。今年最後、指導のMさんも唱いたい(唱わせたい)曲がたくさんで時間が足りない様子でした。

この一年間、私たちの合唱はめざましい変化でした。ハーモニーを実感できるうれしい合唱で、充実した年をしめくくることができました。

七月の合唱

7月17日に国分寺の合唱の集まりがありました。今回は、S3・A2・T2・B2、少人数ながらバランスの良い構成でした。まず唱いはじめはいつもの、

「しずけきいのりの」

「おやおや。これはなかなかいいぞ。」と、今回もなかなか良いハーモニーの始まりでした。続けて讃美歌を、

「神ともにいまして」
「ガリラヤの湖畔」
「むくいをのぞまで」
「こころの緒琴に」
「ひとたびは死にしみも」
「みたまなるきよきかみ」

誰かが言い出した「いつも同じ順序だね。」、にみんな納得顔でした。
讃美歌を終えて、混声合唱曲集の中から

「すすき」
「よしきり」
「われは幼く」

休憩時間にはアイスティーでほっと一息。ここでいつも男声合唱をするのですが今回の男声は四人だけ、でもT2・B2。バランスが良いと言えばよいのですが1パート1人という恐怖、「ではスリルを味わいますか(笑)」といつものように唱いました。

「アドラムス・テ」
「美わしの五月」
「夏の夜の星」

それなりに楽しめましたよ。

 

休憩後は、

「夕の鐘」
「青い小鳥」
「緑の森よ」
「アヴェ・ヴェルム・コルプス」

ここでもう終了時間間際、ずっと座ったままでの合唱でしたが立ち上がって声を出しましょうと、

「Gloria」

「(声量が)出るじゃないですか。」なんて乗せられて続けて元気な曲

「森の教会堂」
「みたまなるきよき神」

以上で練習終了でした。「少人数なので新しい曲はよしましょうね。」とすすめましたが、今回も少人数ながら充実の練習でした。

 

練習終了後は次回の日を決めてしばらくお喋りの時間、そして今回も讃美歌を唱い始めましたよ。人数はまたまた縮小してS2・A2・T1・B1、でもこういう少人数の合唱がまた楽しいんですよね。練習という緊張から解放されてお互いに唱いたい曲を出し合って次々と、そして自然にハモれる楽しさ、嬉しい時間でした。
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