「蜜蜂と遠雷」

蜜蜂と遠雷「蜜蜂と遠雷」
恩田 陸
幻冬舎

2016年下期の直木賞受賞作です。そういえば書店等でよく見てましたね。

3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクールが舞台。ここに参加するピアニストの同行者、審査員、調律師、ステージマネージャーの心も織り交ぜながらピアニスト4人の背景、心の動きを描いていきます。既成の枠に収まらない自然児的な少年ピアニストの奔放な振る舞いや少女時代に名を馳せ挫折も味わった女性ピアニストが徐々に音楽を取り戻し予選から本選に駆け上がっていく様子が印象的でした。音楽を題材にこんなに物語がかけてしまうんだなと感心してしまいます。おもしろかった~!

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