休耕田の草刈り

 玉ねぎの収穫の翌日は休耕田の草刈りをしました。年に数回の作業です。いつも大変な藪になってからの草刈りで苦労するのですが、今回は少々早めだったためか随分と楽な草刈りでした。
 目を保護するための保護具を頭にかぶり、エンジン付きの草刈り機で行うこの作業は、結構孤独な作業です。だから、作業をしながらいろいろなことを考えます。自然農の方の話では、草刈り機による草刈りでは刈った草が均一に広がらず、おもわしくないとのことでした。自然農の会では柄の長い草刈り鎌を持ってきて、使ってみせてくれました。鎌による手作業の方が刈草が均一に広がるのだそうです。そういえば、草刈り機ではスジ状に刈草の山ができてしまいます。
 以前書きましたが、今回の休耕田には母が試しに雑草の中にジャガイモを植えて置いてくれたのです。この前このジャガイモを見に行ったところ全く見つかりませんでした。そんな話を母にすると、足の不自由な中を電動の車で見に行ったそうです。結局植えたジャガイモは猿に掘られてしまったとの結論に達しました。やはり、私たちの実家の部落での農業は大変だなと実感です。しかし今回草刈りをしていて、か弱いジャガイモの木を発見しました。危うく切ってしまうところでしたが、幸いにも気づいて残すことができました。どうやら猿が掘ってしまった後からまた小さな芽が顔を出したと言うことのようです。今度は猿にやられなければいいのですが?


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