「居酒屋ぼったくり」
秋川滝美
アルファポリス
写真を撮らずに返却してしまいました。
若い店主:美音(みね)が亡くなった父の後を継いだ居酒屋の名は「ぼったくり」。父は「誰でも買えるような酒や、どこの家庭でもでてくるような料理で金を取るうちの店は、もうそれだけでぼったくり」と呟いていたら常連客が「それならいっそ店名を『ぼったくり』にしてしまえ。」とついた名前。でもこの店名に反して出される料理も酒もおいしくて料金は良心的。常連客が集い、人情味あふれる小さな話が料理と共に出されてくる。ふらりとやってきた新しい男客も度々訪れるようになってきて、これから主人公との関係も気になります。すでにシリーズは10作ほどになっているようで、2作目以降も続けて読んでみようと思います。