月別アーカイブ: 2015年4月

「プロメテウスの罠3」

プロメテウスの罠3プロメテウスの罠3
朝日新聞特別報道部
学研パブリッシング

3冊目を読み終えました。

第13章 病院、奮戦す
第14章 吹き流しの街
第15章 除洗の悩み
第16章 カワセミ日記
第17章 がれきの行方
第18章 地底をねらえ

国の担当者等と様々な現場にいる人たちのとのギャップなどがそれぞれのテーマの中で語られています。

がれきの広域処理は放射能に関わる安全性への不安からの受け入れ拒否など報道でも耳にしましたが、ここでもマニュアル通り押し通そうとする環境省と地方とのギャップ、改めて考えてしまいます。

「地底をねらえ」は放射性廃棄物の最終処分地さがしに関わる内容。高知県東洋町の選挙は当時話題になりましたが、幽霊組織が動いていたり、この地を訪問した人を探すのにも苦労する取材の様子など、それから広告宣伝費に巨額の金が使われていることなど驚くばかりです。

続編も読んでみようと思います。

旧岩崎邸庭園

旧岩崎邸庭園アプローチ

上京ついでに散策をと、足を伸ばしたのがこちら:旧岩崎邸庭園です。上野公園不忍池のすぐ近くの傾斜地で、門から坂道をのぼるアプローチののちに庭園、建物にたどり着きます。アプローチの左側石垣の上にはふきの群生、それからよく見る紫の花の群生、右側にはヤマブキがちょうど見頃に咲いていました。

 

旧岩崎邸庭園洋館

こちらは洋館、ゲストをもてなすための建物だったとか。内部は残念ながら撮影禁止で映像は載せられません。中は、壁・暖炉・階段・手すり・天井・広く庭を見渡せるオープンテラス等々すべてがとにかくすごい!こういうのを「贅を尽くした」というんでしょうね。


旧岩崎邸庭園和館
そしてこちらは和館、こちらが居住エリアだったそうです。床の間の何と広いこと、欄間などの装飾も菱にこだわっていたり、こちらも並ではありません。

旧財閥が財をつぎ込んで造ると、立派な公共の建物をはるかに凌ぐものになってしまうんですね。江戸時代、大名の上を行く豪商の「大名貸し」という言葉が浮かんできます。

リバーダンス

リバーダンスRiverdance 20years “the anniversary tour”
2015年4月3日
東急シアターオーブ

リバーダンスの来日公演、息子のおかげで見に行くことができました。今回の来日は4月3日~5月2日の1ヶ月間、その初日でした。

会場の東急シアターオーブにはいったのは初めて、というより名前も知らなかったのですが、黒を基調としたシックな、しかもカーネギーホールなどを思わせるような構造の、2000席ほどあるのかなと思われるホールでした。そしてそのホールがまさに満員。すごい人気です。

リバーダンスは以前ネットで見たことはあったのですが、生で見るのは大違い、見事な動の美です。2部構成でその第1部はストーリー仕立てで舞台が展開していきます。リバーダンスというのは上半身をほとんど使わず、下半身だけで見事なタップダンスを繰り広げるもの。ダンサーもかなりの人数で次々と構成を変え、終始観客をステージに惹きつける見事なものでした。それから生で聴いてこそのタップ音の迫力。ミュージシャンは管楽器が3人(なにやら民族楽器、ヴァイオリン、ソプラノサックス?)とドラムが1人、そしてダンスの合間には10人程度の男女のヴォーカル、合唱など。これもまた聴かせるハーモニーでした。

第2部はこの公演の中ではゲスト的な、2人のタップダンサー、ロシア風のダンス、スペインのフラメンコ風のダンサーを加え、リバーダンスと間にそれぞれのダンスを織り込んだり、ミュージシャンがそれぞれの楽器ソロで魅せたり、異なるタップダンスの掛け合いをしたり、最後まで魅力的なステージでした。

最後は観客席も総立ちで、2時間の公演を酔いしれて終わりました。ウ~~~ン、満足!

 

大豆生田のしだれ桜

しだれ桜1あまりタイムリーではありません、4日ほど前の写真です。ここは中央道須玉インター近く、しだれ桜が3本ほど並んでいます。さほど古木ではありませんので有名ではありませんが、むしろこれくらいの方が生き生きと花をつける感じがします。

この日は早起きして片道5km程のウォーキング、この桜を目的地にして歩きました。

しだれ桜2見上げた感じもいいかなと思い、こんなアングルにしました。この感じはもっと大画面にしたいな。

しだれ桜3アップの写真も一枚ご覧下さい。

往復1時間、よく歩きました。

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