「平清盛」

 NHKの大河ドラマ「平清盛」が始まりました。初回は時代背景・登場人物等をかけ足でやった感じでした。語りが頼朝というのはユニーク。でも平家滅亡にみんなで沸いているとき、「清盛のおかげで武士が今の地位を得た」というあたり、「ありえない~」と、知らせに来たのが北条政子というのもまた「ありえない~」。
 このあたりはそのユニークさに「まあ、いいか」とも思うのですが、一番抵抗を感じたのは清盛の実の親が法皇だということ。これってこの作者の創作ですよね。こんなに歴史をゆがめてしまっていいのでしょうか。皇室の血をひいていると言うことで清盛を権威付けしているようで嫌な印象を持ってしまいました。子どもなんてこういうドラマが歴史の教科書にもなってしまうと思うんですがね。
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