御幸路ウォークがありました。今年に入ってからシリーズで毎月実施されているのですが今回はその3回目、私は初参加です。
集合場所は中央本線の春日居町駅。ここは駅前のロータリーで、円形の屋根は一般開放の足湯のものです。今回も快晴、軽いストレッチをして出発です。
ここは果樹地帯、コース沿いには桃畑がひろがります。桃の木の下草が青々としてきました。私たちの北杜よりも大分温かいようです。
加茂春日神社。二社が併置、奉られているのだそうです。
この境内にある灯籠、やかんや湯飲みなどユニークなものが彫り込まれていました。
ここは温泉の町、道路沿いに温泉スタンドかなと思われる設備が見えたりします。その温泉を生かしてか鯉の産地(養殖地)としても知られています。道路脇の水路や池にこのように錦鯉や黒い鯉も度々見ることができました。
民家の入り口の白壁にこんなアクセサリーがありました。デザインされた黒い金属板と白壁に映る影、こういうのっていいなあ~。
長慶寺境内にある笛吹権三郎の墓。この地の伝説・民話の悲劇の主人公です。
その道路脇にこんなタンポポを見つけました。初めてみる種類です。
温泉通りに入ったところに桜が咲いていました。左は河津桜でしょうか、そして白い八重桜も咲き始めていました。
その温泉通り、こんな水路を挟んで左右に桜並木と歩道、そして車道。この通りの両側に温泉ホテルが並んでいます。今回はこの歩道に座り込んでの昼食でした。トイレも近くのホテルで利用させてくれました。この温泉街では散策している人にトイレを提供するサービスを申し合わせているのだそうです。
民家の庭の一角のような場所に小さなお宮がありました。高倉宮です。高倉という社名は皇族の関係からつけられたという説もあり、棟には菊の紋章が施されています。
こちらは甲斐奈神社。武田神社、浅間神社よりもずっと古く、このウォーキングのシリーズ一回目に訪問した一宮の甲斐奈神社と
「古いのはこちら。」
と、争っているとか(笑)。
柿畑も度々目にしました。峡東地方は枯露柿の産地、ですから百目柿の木でしょうか。剪定されて樹形が独特です。
寺本廃寺跡にあるかつてあったと言われる塔の心礎。この柱の大きさから判断すると相当な大きさの塔が建っていたのだそうです。
ゴールの春日居町駅が見えてきました。踏切からカメラを向けると「停車?」の掲示板、このローカル駅は普通列車も停車しない場合があり、列車の運転手さんに注意を促す掲示板のようです。
予定よりも1時間以上も早くの到着、それではと有志3人で隣の石和駅まで歩いてしまいました。朝は冷たい風が吹いていたのですがその風も徐々におさまり、小春日和のウォーキングを楽しむことができました。
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