真っ先に聴いたのはこのレコード、
バッハ:コラール前奏曲「深き淵から」
レオポルド・ストコフスキー指揮
フィラデルフィア管弦楽団
D.B.1789
1930年3月15日録音
犬が蓄音機のラッパに耳を傾けているこのマーク、RCA-VICTORでおなじみですが、このラベルはドイツのHIS MASTER’S VOICE(私たちはHMVと呼んでいました)のもの、少し違うんですよね。
このソース、ストコフスキー没後の追悼復刻盤10枚組LPの中に入っていてよく聴きました。でもやっぱり元の盤で聴くと音も生々しいですね。私にとっては、ストコフスキーはやっぱり20年以上情熱を注ぎ込んだフィラデルフィアとの演奏がベストです。
世間の人々(俗に言うクラッシクファン)は、ストコフスキーの事を余り良く言っていませんよね。でも彼がいなければ、オーケストラの配置だっててんでんばらばら、バッハの編曲がなかったら、フーガト短調等こんなにポピュラーになったでしょうか?。
私もストコフスキー大好き!。
ニューヨークスタジアム交響楽団とのショスタコーヴィチ革命の録音なんか凄いですよお。
「ファンタジア」なんて、当時本邦は、この国と戦争しようとしていた頃なんだから。
そうですね。ストコフスキー・ファンというと軽蔑されそうです。それでもやっぱり私はファン。
ショスタコーヴィチ「革命」、今度聴いてみます。
「ファンタジア」が作製されたのは昭和10年代前半と言うことでしょうか?
調べました。1938年録音、確かにアメリカと戦争しようとしていた頃ですね。私にとってはファンタジアといえば「魔法使いの弟子」、魔法使いの帽子をかぶってのいたずら・・・・、洪水・・・・、魔法使いに見つかって帽子を取り上げられるまで音楽と映像がマッチして楽しい映画でした。
ところで、調べた元を紹介しましょう。
「ストコフスキー -その偉大なる遺産をたどる」
http://homepage3.nifty.com/stokowski/
この中に立派なディスコグラフィーがあります。熱烈なストコフスキー・ファンがいるものです。