ウォーキングイベント:そろんそろんフットパス「湧水の里小淵沢」に行ってきました。小淵沢は馬術の盛んなところ、観光客が乗馬して散策するのもよく見かける町です。そんな馬術競技場のすぐ近くの温泉施設が集合場所でした。
今回の参加者は21人、集まったところでまずはストレッチ、ゆっくり動かすのがよいのだそうです。そして出発、馬術競技場に面した道路の側道を歩きます。
この地は季節風が強いところ、その風を防ぐための松林が多いのですが、この道路沿いには先人達がつくった白樺林もあります。
この通りを横道に入り林を抜けると展望が開けます。快晴とはいえませんが、田圃の向こうには南アルプスが甲斐駒・北岳・鳳凰と望めます。
今回は湧水巡り、それもマイナーな湧水を選んだそうです。一つ目は仮羽沢湧水、次は根山湧水。いずれも小さな石の祠があり、先人達の水への感謝・信仰が伺われます。
こちらはこの手前で水路が二つに分かれます。有名な「三分一湧水」風に言えば「二分一湧水」。
林の中を歩いていると落ちたドングリがいっぱい。キノコも自生。
こちらはスズラン池、川は少ないけれど湧水に恵まれたこの地は湧水を水田に利用してきました。でも稲に湧水はちょっと冷た過ぎ。そこで人工池をつくってそこで冷たさを和らげてから水田へ、そんな目的のため池は珍しいのだそうです。
最後は揉合(もみあわせ)神社。防風林は東西から植えてきてこの地で完成したとか。小さい神社ながら参道の並木の下は爽快。
この神社の道向かいはもうゴールの道の駅。5km強の今回のウォーク、樹間、眺望、湧水、ため池など変化に富んで楽しいコースでした。途中の休憩地ではスタッフの方がヤマブドウのパイ、枝豆、キュウリのからし漬けをたっぷり用意してくれました、おなかの方も満足でした。
(11.1k)