「サラバ」

サラバサラバ 上・下
西加奈子
小学館

図書館の平台にのっていた本、直木賞の最新受賞作です。初版が昨年11月3日という新しさ。

主人公は両親・姉との家族、幼い頃からいわゆる家族らしさとは遠い姉・母に加え両親の離婚など鬱屈したものを抱えながら成長する主人公の心の物語。舞台はイラン・大阪・エジプト・東京と国際色豊かです。重たい小説ではありますが、個性的な本でした。

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