正月ですから今年の干支:ネズミを取り上げた鏝絵を2点紹介します。
大根に群がるネズミ3匹、大根の葉がブルーなのがユニークです。原村・柳沢にあります。
これもユニークな絵柄「大黒とネズミ」。大黒様ということらしいのですが、打ち出の小槌は見あたりません。袋の中にネズミが飛び込んでいくのはどんな意味があるんでしょうか?頭巾と袴の緑系の配色も珍しい。原村・払沢にあります。
ネズミは保存してある穀物を食い荒らす厄介者というイメージがあるのですが、大黒の使いで神獣とされ、福徳を象徴し、農村では田畑の神で五穀豊穣のシンボル、商家では商売繁盛の神として信仰されているのだそうです。繁殖力があって、子だくさん・一家繁栄にも繋がるのかな、とこれは素人考えですが・・・・。