知人のブログに、「順位をつけない運動会」のことが紹介されている。
http://blog.goo.ne.jp/kikimimi0874/e/68c8fec3be7da5466817666985fe7006
幼稚園で行われるこの順位をつけない運動会での子どもたちの表情がとてもいいのだそうだ。「どうして順位をつけないの」と思う親も少なくないだろう。しかし、順位をつけることで壊してしまうものもあるはずだ。この幼稚園では強い意志をもってそうしているのだろうと思う。
このブログを読んですぐ思ったことは、音楽におけるコンクールのこと。私たちが合唱の指導をしていただいた佐々木先生はコンクールに強い疑問をもっておられた。山形南高OBの演奏会のアンコールでは、先生のはなしの中で「コンクール、コンクール、あれはいったいなんでしょうか」ということばが記録されている。技術は比較して優劣をつけることもできる、しかし音楽性の比較は無理だろう。まして、それに順位をつけるなんて・・・・。そんなことが私たちの心の中に入ってきてストンと収まってしまった。「コンクールなんて出る必要がない」「順位なんてつける必要がない」といいう言葉は、私達のような特別な才能のない者にとっては本当にうれしい言葉だ。そして何よりも音楽そのものを感じさせていただいたこと、それこそが本当にうれしいことだ。
遅くなりましたがリンク了解しました。
永照寺幼稚園は歌もすばらしいです。
先生の指揮も体全体が歌っていて
子どもたちの顔も輝いています。
ロシアの歌や汽車の歌声と
よろこびにあふれた歌声は
うまいとかそう言う次元では無い
心に響く歌声でした。