「パンとスープとネコ日和」

パンとスープとネコ日和

「パンとスープとネコ日和」
群ようこ
角川春樹事務所

 編集者として出版社に勤め料理家に気に入られていたアキコだが、突然母を亡くし天涯孤独な身となってしまう。常連さんが集まる食堂を開いていた母の店を閉店。社では不本意な人事もあり、退社して母の残した店を改装し自らの店を開く決意をする。シンプルな内装、メニューは日替わりのサンドイッチ・サラダ・小さなフルーツのみ、安心できる食材を使うこだわりの店。ふらりとやってきたネコのたろとの生活、女性店員しまちゃん、隣の喫茶店のママさん、料理家の先生、縁ある寺の奥さん等々多くの人と関わりながらお店をやっていく物語です。
1作目が好評だったのでしょうか、続編が次々と出て最新刊は5作目。私の読後感も好印象、2作目「福も来た」も読みました。これから続けて読んでみようと思います。

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