カテゴリー別アーカイブ: 植物:野の花

ねむの木

あちこちに自生しているねむの木が花盛りです。私の住む小さな団地の入り口の斜面にも自生していますので一枚。
ねむの木

今年は近年では一番の色鮮やかさです。しかしカメラマンの腕がいまいち、これでも昨日撮ったのは没にして今日再挑戦したものです。むずかしいですね。本当はもっときれいなんだけどなぁ。
ねむの木2

オオキンケイギク

実家の前の道路のアスファルトと石垣の石とのわずかな隙間に見事に育って咲く黄色い花、なかなかきれいで華やかです。
オオキンケイギク

花の名は「オオキンケイギク」、最近では河原の土手などにもたくさん生えていて一面黄色に咲き誇っています。コスモスにも似た雰囲気もあります。しかしこの花は外来種で繁殖力が強く在来種にも影響を与えかねないほど、現在は栽培禁止で栽培した場合は法的罰則まであるそうですね。でも、庭先までも自然に生えてきているのに栽培禁止というのはおかしなことだなと思ってしまいます。人間の都合でいい花と悪い花を分類してしまっているのでしょうか。

ヘビイチゴ

ヘビイチゴの実がなっていました。この実の焼酎漬け(ヘビイチゴ酒)はやけどによく効くそうですが、虫さされにも効果絶大です。刺されたところに塗るとスッとかゆみが去ってくれます。
ヘビイチゴ

そんなヘビイチゴですが、今まで実は見たことがあっても花には気を止めたこともなくきてしまいました。同じ場所で撮ってきた黄色い花の写真、母に「これ、何の花?」と聞いたところ「ヘビイチゴの花」とのこと。ヘビイチゴという名前からは何か不気味そうな毒々しい印象があり、この赤い実も決してきれいなものと感じたことはありません。
ヘビイチゴの花
でもヘビイチゴの花、なかなか可愛いですね。
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つつじ

5月の「長坂自然農の会」がありました。会場には駐車場所から5~10分ほど歩きます。この経路に近道があるのですが、それはちょっとした里山の中を歩くような感じです。落ち葉の上を歩くようなその道ばたは枝を切り落とした大木に藤蔓がからまって花を咲かせていたり、自生のツツジが花をつけたりしていました。今回はそんな一枚です。

つつじ

つりがねにんじん

つりがねにんじん
休耕田のサトイモを見にいく途中、野草の花を撮りました。ほたるぶくろのミニサイズのようなこの花、どうやら「つりがねにんじん」というらしいですね。他の雑草とも絡まり合って、この花の葉はどれなのかもわからない写真になってしまいました。小さい花を撮るのはどうも難しい感じです。撮影の未熟さはご勘弁ください。

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カタクリの花

2年ぶりにカタクリの花を見に行ってきました。2年前に一度行ったきりだったのですが、桜の時期とからめて今が旬かなと思って出かけてみたのです。

カタクリの葉2
タイミングはバッチリ、見事に咲き誇っていました。カタクリの葉は独特の模様と厚手の印象で、花からはちょっと意外な気もします。

カタクリ4
花弁を後ろに絡ませたようなカタクリの花独特の形がいいのですが、この写真のようにスッと開いた姿もまた印象的です。

カタクリ5
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ヒメオドリコソウ

春の草が次々と花を咲かせるこのごろです。私たちの住宅地は周囲を田んぼに囲まれ、田の土手には小さな花が顔を出しています。そんな花を撮った一枚です。
ヒメオドリコソウ
面白い姿だなと思いつつ撮ったのですが、パソコンで拡大してみて初めて葉の重なりの間から小さな花が顔を出していることを知りました。肉眼では見過ごしている花でした。インターネット「野の花図鑑」で検索して花の名を知りました。その名は、「ヒメオドリコソウ」です。
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ユキノシタ

部落の家の裏にユキノシタが群生して咲いているのを発見しました。正直なところ、ユキノシタの花を私は知りませんでした。たくさんの簡素な白い花が咲いているのはなかなかいいものですね。

  

ユキノシタ

 ユキノシタといえば、花より葉の方が記憶に残っています。子どもの頃、やけどをしたとき、この葉をとってきて葉の裏の薄皮をはがして患部に貼り付けました。ひんやりとして気持ちよかったですね。火傷に効くという話はどの程度信じていいのかわかりませんが、わが家ではこのように実際にユキノシタの葉を使っていたのです。