毎年報告している王仁塚(わにづか)の桜、今年はまだ早いだろうと思いつつ、
「でも今ならそれほどの混雑ではないだろう」
というわけで、行ってきました。それでもこの時期、近くの駐車は大変だろうと思い、少々遠くに車を停めて行ってきました。全国的にも評価の高い「むかわ米」の米どころ、田圃の中を往復4.5kmの道のりでした。
午後の温かい時間で最初に見えてきたのは逆光のなかのこの桜、春の陽光を浴びて逆光の写真もまたいいではないですか。
満開まではあと一週間というところでしょうか。更に近づくと、この巨木の根元には一足先に水仙が花盛り。
八ヶ岳と人物がはいると、この桜の木の大きさがわかってもらえるでしょうか。ここからは富士山も見ることができ、そのあたりが観光客にも受けるのでしょうが、富士山の方角には残念ながらすぐ近くに高圧線の鉄塔が建っていて写真にはちょっと・・・・。
この日大型バスでやってきた観光客の方に聞くと、群馬からやってきた団体さんでした。ここ山梨の峡北地域にはさくらの古木が3本、国内最高齢と言われる「神代桜」、それから「神田の大糸桜」、そしてここ「王仁塚の桜」。この3銘木の開花を見るツアーだったのですが、いずれも開花はまだこれから。お花見ツアーも満開の時期をねらって組まれたのでしょうが、今年の開花は大幅遅れで残念そうでした。