男声同窓会(その2)

昨年は東京の「男声合唱フェスティバル」というのを聴きましたが、その時は「男声合唱本来のハーモニーの響きが聞けないな」というものでした。今回の私たちの三十数年ぶりの合唱、耳ももうどこかにいってしまっているように心許ないハーモニーですが、でも男声のハーモニーの感覚が少し感じられました。やはり「聴き合う心」を失ってはいないという事でしょうね。

宴会の場所は小さなコテージの中で独立した建物でしたから、周囲に気兼ねなく遅くまで楽しむことが出来ました。料理が魅力のこの施設ですが箸をつけるまえの料理を写真におさめるのを忘れてしまいました。映像では紹介できませんが豊富な料理を前にゆっくりと語らいの時間を過ごしました。前もって、

「唱う人達なので、できることならピアノのある部屋で・・・・」

とお願いしておいたものですから、施設のオーナーの方から

「ピアノの部屋は使えませんがカラオケは用意しておきましたから。」

とのこと、まあ唱うのが好きな人達ですから辞退もせずにおいたので、脇にはカラオケの映像が流れていたのですが、やがて

「電気がもったいないので止めましょう。」

と。そしてやはりここでも始まりました、合唱が。片方では語らいの場、そして他方の3・4人は唱う。もちろん私は後者の方でした。ここで唱ったのは讃美歌、山形の方たちの録音の中には男声3人による讃美歌があり、それがまた実によくハモっているんですよね。そんなことから讃美歌を唱うチャンスもあるだろうと学生時代に唱ったことのある讃美歌のコピーをファイルにして持ってきていたのでした。この讃美歌を唱えるものを片っ端から20曲以上は唱ったでしょうね。男声パート(テナーとバス)しか唱ったことのないメンバーですがそこは分離唱の合唱経験者、初めての女声パートも代わる代わるです。こんな唱い方でも結構ハーモニーを感じられますね。

ここでは頃合いを見計らってアイスクリームがでるのです。バニラ・フルーツ味・チョコ味・抹茶味など6種類くらいが大きな器でやってきて、それぞれ好きなものを好きなだけ自分でとって食べるのです。お変わりも自由、豪快なサービスです。
アイスクリーム
そんな宴会も徐々に引き上げる人が増え、最後に残った4人がお開きにしたのは夜中の1時頃でした。

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