知らなかった水のはなし

 我が家で購読している毎日新聞で、昨日から
        「知らなかった水のはなし」
というシリーズものの記事が始まった。

 1回目の昨日は
        日本、年640億トン「輸入」
というタイトルで、ヴァーチャル・ウォーターの話だった。食料生産に費やされた水の量を考えると、食料輸入大国の日本は水も大量に輸入している。水についても輸入に依存しているというはなし。水については豊かな国だと思っていた日本、しかし降水量を人口一人あたりにしてみると世界平均の約3分の1、決して水に恵まれているわけではないそうだ。

 そして2回目の今日のタイトルは、
        都市に広がる「雨水タンク」
国の雨水対策はこれまで、雨が降ったらできるだけ早く下水管に流し、川と海へ一気に押し流す手法だったのだそうだが、「雨水を捨てる時代は終わった。都会に無数の小さなダムをつくろう」とのメッセージ。そしてその広がりが見えてきているとのこと。こんな記事、嬉しくなってしまいます。

 明日以降はどんな方向に話が広がるのでしょうか、楽しみです。

知らなかった水のはなし」への1件のフィードバック

  1. MK

    未だ『湯水のように』とか、限りなく無限大の代名詞のような慣用句に用いられる『水』ですね。
    そのもととなる雨、降水量も本県は全国平均の約半分ほどの約年間1000ミリ程度です。
    そのため、昔は養蚕、現在は果樹栽培に適した地域となっています。
    先人が遺産として残した農業用水池も拙宅の周りに多数あり、本県は昔から水を大切にしてきた風土です。

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