渋柿

根津記念館の脇で渋柿が販売されていました。無人の販売所で、畑の隅に設置した台に透明袋入りで売られていたのです。思わず「安い!」と、金を置いて4袋買ってきました。例年立派な百匁柿を実家からもらってきて枯露柿を作るのですが、今年の実家は柿が不作のため「どこからか買ってこようか」といっていたのですが、思わぬところで百匁柿を購入することができました。
帰ってきて早速柿の皮むきでした。袋を開けると、柿と一緒に「枯露柿の作り方」のワープロのメモが出てきました。その中では何と、「きれいに仕上がりますよ」と、硫黄燻蒸を勧めています。我が家ではとんでもないことですね。
子供の頃はカミソリに布を巻いて刃の部分を小さくし、これをつかってくるくるとむいていったのですが、今回家内から渡されたのは皮むきです。へたの周りを包丁でむいたものを、私も皮むきで慣れない手つきでむいてみました。現在の皮むきは優秀ですね、実に簡単に薄く皮をむくことができます。そうしてわずかな量ではありますが、ご覧の通り吊し柿ができあがりました。
おかげで今年も枯露柿の味を楽しめそうです。
渋柿

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