カノン(その2)

もう少し珈音さんの紹介を続けさせていただきます。

棚
私にとって、この店の特徴は何と言っても音楽です。壁際の書棚にはずらりと並んでいるものがありますが、このうち右半分を占めるのはは児童図書。オーナーご夫妻の奥様はおはなしボランティアでも活動されている方ですので、その関係でしょうか。そして左半分を占めるのは音楽書とLPレコードなのです。棚の上には立派なオーディオ装置があり、棚の中のものを「希望がありましたらおかけしますよ。」と言ってくれます。

CD他
スピーカーの横はCD棚。ここはまだまだ成長過程にあるようです。お客様が「大変なコレクションですね。」と驚いても、「みんなもらい物ですよ。」なんてさらりと謙遜するのですが、その実、CDは今も地元のお店に注文購入しながら増え続けている、ここのご主人さんは相当な音楽ファンのようです。

ピアノ他
そしてこのお店の魅力の一つがこのピアノ。一風変わった色合いのレトロ調のピアノがあるのです。このお店の女主人さんは正統的な合唱団に所属して音楽を楽しんでいるそうです。「希望すれば生演奏も・・・・」なんてこともあるのでしょうかね。「いつかこんなお店で私たちのかつての仲間の同窓会が開けたら・・・・。かつての録音を聴いて、集まった仲間でちょっとだけハモって楽しめないかな。」なんて勝手な空想も広がってしまいます。立派なオーディオ装置とピアノのあるお店、魅力的ですね。

レトロ調ストーブ

少しだけ勝手な空想の世界に入ってしまいましたが、現実に戻って。この時期、木製の床には真新しいレトロ調のしんちゅう製石油ストーブが置かれています。こんなところにも、このお店のこだわりが感じられますね。

窓から
周囲は田畑で甲府盆地を見渡すのに大きな障害物もないこの店の広い窓からは、ガラス越しに、遠く富士山が望めます。

SPアルバム
最後にもう一つ、棚の中にこんなものを発見しました。「美しき水車小屋の娘」のSP(78回転レコード)アルバムです。両面で7・8分のレコードの5・6枚組のものです。私はこんなところにも魅力を感じてしまいます。
コーヒーを飲みながら、音楽を聴きながら、こんなお店でゆったりした時間を過ごしてはいかがでしょう。

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