私たち、比較的新しい分譲地にも自治会があり、ことしは順番で文教(文化協会)の役員が順番で回ってきてしまった。今日はその初めての会合があった。
どこの地区もそうなのだろうが、この地区にも年一回の文化祭があり、さまざまな活動サークルの発表の場となっている。しかしこの文化祭を私は一度も見たことがない。だが、今年は一日文化祭のお手伝いと覚悟は決めている。
この文化祭、実はお客さんが非常に少ないのだそうだ。そのために、「これはとても地区のお祭りとは言えない、この地区の文化祭は止めたらどうだろうか。」という提案までで飛び出した。昨年の最後はコーラスだったのだが、メンバーがステージに立ったところ聴衆は誰もおらず、敷いてある茣蓙にむかって唱ったそうである。幼稚園児の発表があれば賑やかになるだろうと思い、そんな企画をしたところ、園児一人に両親・祖父母と4人はきてくれた、賑やかになって大変嬉しかった。しかし園児の出し物が終わったらサーッと引き上げてしまい、また一気に寂しくなってしまったそうである。
こういうことは、私たちの地域だけのことではない。以前住んでいた県内の大きな市の文化祭でも観客は少なく、出演者がお互いのステージを見るようにとの取り決めがあるにもかかわらず、最後の出演団体の時には観客席は本当にガランとしてしまう。やはり同じ悩みをもっていた。
体育祭といえば参加者も多く、運動神経の悪い人もそこそこ楽しめて盛り上がる。それなのに、この文化祭の低調ぶりは目に余る(実際には見たことがないのだが、そう聞いている)。この違いは何だろうか、何が原因なのだろうかと考えてしまう。