青空の下で

 狭いキャンパスから歩いて30分ほどで登ることができる、「○○山こどもの国」の公園があった。その一角には野外ステージのようなところがあり、街を見下ろすことができる場所だった。土曜の練習の後、「これからみんなで行こう。」ということになることがある。山の上にのぼって見晴らしのよいところで、あるいは歩きながら、愛唱歌集や日本の歌・童謡などをうたった。練習と違う開放感と青空の下で唱った合唱はまた思い出深い。今ではこの場所はグロテスクな県立科学館が建ってしまい、当時の面影はほとんどなくなってしまった。

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