月別アーカイブ: 2015年6月

アサガオ背丈1m

朝顔2-1ネット張りから2週間、アサガオ便りの第2便です。背丈は一番高いところで約1m。日射しの方は真夏のものになってきましたが、我が家のグリーンカーテンはまだまだ日よけの働きまでには到っていません。

 

朝顔2-2でも一日一日の延び具合も増してきて、毎日が楽しみになってきました。それぞれの株もこのように元気です。

「とぶ船」

とぶ船

とぶ船
ヒルダ・ルイス 作
石井桃子 訳
岩波書店

今持っている金ともうすこしの金で手に入れた船は空飛ぶ魔法の船。この船を手に入れたピーターとその弟妹4人が船に乗って世界と歴史の中を冒険するおはなし。兄弟4人でこんなふうに冒険に行って帰ってをくり返すのはナルニア国物語に似ています。しかも大人になってしまうと魔法を信じることができなくなってしまうところなんかも同じよう。一冊の中にいくつもの冒険が語られており、一つ一つの話はシンプルですがそれがまた読みやすいように思います。歴史の中の姫が現代にやってきて豊かな生活をしながらも元の時代に帰ってその時代で生きてゆくことを決意することなども、きかせてくれます。弟妹が魔法を信じられなくなり、まだその心が残っている主人公が船を返しにいくところなど、よいおはなしに仕上げたなと思いました。

 

樹皮

樹皮2白州を歩きました。歩いているとサントリー白州工場があり入場無料、受付をして場内に入りました。夕方でウィスキー博物館は入場できませんでしたが館の前広場のベンチに腰掛けると目の前に太い広葉樹の樹皮が。縦に斜めに溝が刻まれ、へこみあり樹皮がはがれたところありでその表面の様子は存在感があります。

 

樹皮1見上げると幹の横縞模様が背景の緑とマッチしてまた綺麗です。自然の造形です。

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5月のウォーキング

月が変わりましたので、5月のウォーキングの報告です

2015年5月

歩行距離 : 124.6km
歩行日数 : 28日
ウォーキング実施率 : 90.3%
1日平均歩数 : 8710歩

今年1月からの歩行距離 :  472km
歩き始めからの歩行距離 : 5851km

5月はよく歩きました。天候に恵まれたこともあり、ウォーキングを休んだのはわずか3日。歩行距離も昨年と並んで5月としては最高記録でした。

カラカラ天気から最近はちょっと雨がち模様、いよいよ梅雨入りを思わせます。今月はどうかな。

「鹿の王」

鹿の王

鹿の王
上橋菜穂子
角川書店

今年の本屋大賞です。図書館に並んでいた本も大賞が決まるとアッというまに姿が消えて予約待ちで借り出し、そして1ヶ月ほどかかりましたが読み終えました。これもファンタジーかな?時代設定は古いようですが、一方の主人公が関わる医術のことは現代医学がわかっているかのような内容、アンバランスを感じます。

主人公が二人いて話があっちに行ったりこっちに来たりというのは、ストーリーの中に入り込めたと思うと違う話に変わってしまうのでその世界に入るのにちょっと手間取った感じがします。でも徐々に二人の話がつながっていってまた面白さも増してきます。すごい構成力。結末もなかなかよかったな。

へびいちご酒

我が家ではヘビイチゴ酒を愛用しています。やけどによいとかも言われますが、何と言っても虫さされ。刺された後のかゆみがこれを塗るとスッと退いてくれます。実家で一升瓶で作ったものをもらっていたのですが、いよいよ残りわずかになりました。「最近はヘビイチゴをあまり見ないな」と言っていたのですが見つけました、ウォーキングで道路脇にポツポツと。

へびいちご酒1そこで翌朝ウォークには小さな袋持参で出かけてこれだけの収穫です。表面の赤い粒々がすぐに落ちてしまいます。

へびいちご酒2その粒も含めて小瓶に焼酎漬け、初めての経験です。脱色されているものは一日前にとってつけておいたもの。これで残りわずかと心配せずに使うことができます。

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「プロメテウスの罠4」

プロメテウスの罠4プロメテウスの罠 4
徹底究明! 福島原発事故の裏側
朝日新聞特別報道部
学研パブリッシング

三冊目を読み終えてから約2ヶ月、ちょっと時間がかかってしまいました。

第19章 残された人々
第20章 飛び出した町
第21章 遠野ショック
第22章 また年を越す
第23章 日本への不信
第24章 「影」が動いた

今回も終始興味深く読みました。よく取材したものです。「飛び出した町」の首長の決断と悩み。200km離れた遠野で、牧場の牧草が使えなくなる。国としての対応に対してアメリカからの不信、極秘に動いた自衛隊のことなどどれも重いテーマをよくここまでリポートしてくれたなと思います。