日別アーカイブ: 2011年10月24日

男声同窓会

大学卒業後、甲府で梨大合唱団とは別の分離唱による女声合唱・男声合唱・混声合唱がありました。私にとってここでの合唱は貴重な音楽体験・ハーモニー体験で、このこともいつか書いてみたいと思いつつ今に至っています。
ここでの男声合唱は私たち梨大合唱団の卒業生、同年代の大学院生、それから私たちの若干後輩に当たる大学生、なかには大学合唱団ではなくして私たちと唱った学生もいました。そんな交流ももう三十年以上も年賀状のやりとり以外はなくなっていたのですが、6歳年下の同級生四人は大変仲良しで家族ぐるみの交流をしているとのことでした。そんな彼等がうらやましく、

「今度仲間にいれてくれない?」

とお願いして実現したのが、この土日にあった男声同窓会です。連絡できたのが13人、そして集まったのは8人でした。

 

会場は山梨県清里の「○○ロッヂ」、ここはわが家ではよく利用させていただくところなのですが、いつもグランドピアノがある部屋で宴会、そして夜遅くまでその部屋でのみながら食べながら唱うことが出来る我々の同窓会には格好のところなのです。しかし紅葉シーズン真っ盛りのこの日、この施設は満員で人数の少ない私たちの団体はピアノのある部屋での宴会は断念。それでも

「時間になるまでピアノを使わせていただけませんか?」

とお願いし、夜の予定は入っていないというホール(一番大きい部屋)のピアノの前で唱い始めました。かつて唱ったのもさほど長い期間ではなかったので、唱える曲は少ないのですが、こんな曲を唱いました。

夏の夜の星
聖なる心にのみ
野ばら
山の乙女
すすき
オーラ・リー
明日まで
親方と弟子
Adoramusu te
お医者さん
今は若き子
ピクニック
セレナーデ
菩提樹
我が友よ

三十数年ぶり、唱うのは難しいのではと思っていたのですが、楽譜があれば唱えるものですね。宴会の時間を気にしながらも、

「どうせここの宴会はエンドレス、宴会開始は遅れてもかまわないだろう。」

と、30分くらいは宴会を遅らせてしまいました。
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