日別アーカイブ: 2010年10月24日

「音楽の街」

 今日の新聞に、「街角:ドイツ ゾウとホルン」という記事が載りました。その中で、
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 ベルリンには「音楽の街」という顔がある。世界トップ級と称されるベルリンフィルは日本で有名だが、音楽ファンの多くは自分でも楽器を手にし、休日などに仲間とアンサンブルを楽しむ。プロ、アマの隔てはなく、8重奏団にもベルリンフィルの奏者が時折無償で参加している。楽器演奏だけではない。教会や学校を拠点に活動する合唱団は市内に600ほどあると聞いた。
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なんていうことが紹介されています。

 先日、中学校に環境のおはなしに行ってきました。「リサイクルのはなし」、ペットボトルを中心にして取り上げ、最後は「3R」でまとめ、平凡ですかね。でも、よく聞いてくれました。
 それに先だって放課後の時間の打ち合わせの予約をしたとき、
    「今、校内合唱祭の練習が始まっていて、会場があくのを待ってもらうかも知れません。」
    「いいですよ、聴いてますから。」
なんていうことで、下見の会場に1クラスが入ってきて練習が始まりました。
 そんなことがあったためか、本番のおはなしの後お礼にと合唱を聴かせてくれました。この学校の2年生全員、7~80人くらいかな。ピアノ伴奏付きの長い曲を熱唱してくれました。男子生徒もみんな一生懸命歌っていて、生徒の皆さんの純粋さが伝わってきます。一般には合唱での男性の歌い手が少なく、女声合唱団はたくさんあっても混声は少なくなり、さらに男声となるとほんとうに少なくなってしまいますね。
    「中学生がこんなに一生懸命歌っているのにどうして?」
なんていうことを思ってしまいました。
 そんな思いを持っていたので、特にこの新聞記事がめにとまりました。音楽が根付いている街、どこが違っているんでしょうね。街角にアマチュアの音楽が流れている、うらやましいですね。