のこぎり鎌
のこぎり鎌といえば、私たちの記憶では稲刈りに使うものでしかなかった。使うのは一年に一度きりだった。しかし、三井さんはいつもこののこぎり鎌を腰に差している。そしてサッと取り出してはいろいろな作業に使う。今日使った場面を思い出すと、
・ヤーコンやジャガイモの植え付けのための穴掘り
・種ジャガイモを程よい大きさに切る
・種ジャガイモの余計な芽を根元から切る
・ニンニクの周りの草刈り
・ラディッシュの種まきの際に、根の張った地面に切れ目を入れる
などです。川口由一さんの本には、川口さんがのこぎり鎌いろいろな場面で器用に利用することが書かれていたが、三井さんの作業を見ていて「ああ、こういうことか」と感心したり納得したりでした。
鍬
ここで使っていた鍬は、通常(?)の鍬に比べ、30%くらいは幅広に見えました。よく切れる刃先で、見ている分には軽々と畑土の表面を削り取っていました。会の終了時に農具の共同購入の話がありましたが、鍬は7千円程度とのことでした。