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合唱団OB・OG会 2013

梨大合唱団OB・OG会に18・19日と1泊で参加してきました。昨年まで2年間使っていた学生時代の合宿会場隣の民宿が使えなくなり、今年は 山梨県:石和の温泉民宿に会場をうつしての会でした。ピアノも広い部屋もなく、唱う時間も21:30までと、唱って楽しむ同窓会には制約が大きくなって しまいました。
集まったのは、S:4、A:5、T:4、B:7の20名でした。

今回楽譜は愛唱歌から、

「元気に笑え」
「よろこびの歌」
「草原の別れ」
「ともに手をとり」

の4曲を追加。大分人が集まった4:30頃から新しい楽譜をポケット式ファイルの歌集に差し込む作業。そして歌い出しました、まずは讃美歌から。宿泊室での合唱は部屋が小さく、ガンガンと大変な(笑)響きとなってしまいました。しばらく唱ったあとで、

「まだ明るいから、夕飯まで外で唱おう」

ということになり、宿の前のしゃれた水路にかかる木製の橋の上で1時間近く合唱をしてきました。こうして外で唱うと、学生時代を思い出します。外で唱う と余計な(ハモらない)音は散ってしまってあまりハーモニーの妨げにならず、私はいいと思うのですがどうでしょうか。この水路を挟んで一方通行の 道路があり、その道路に沿って温泉街が並んでいるのですが、たまに通りかかる道行く人も、

「お、唱ってるな」

といいう雰囲気で私たちに視線を投げながら通り過ぎていきます。学生の頃は「若者が・・・・」と思ってくれたのでしょうが、還暦前後の集団が合唱しているのを今はどんな風に思うのでしょうね。でも私たちにとっては楽しい時間でした。

夕食・近況報告後も宿泊室に戻りしばらく唱いましたが、はじめに部屋の中で唱ったときよりも唱いやすくなったように感じました。21:30を過 ぎ、合唱が終わったところで日帰りの方達は引き上げて、あとは宿泊の方達で歓談。

 

翌朝は食事のあとチェックアウトの10:30まで男声合唱を楽しみました。これがなかなか好かったです。前日の混声以上のハーモニーで、よかったな。

今年は初めての参加の方が2名おりました。その一方(ひとかた)は当時私が親しくしていただいた先輩です。佐々木先生が見えたとき4年生で、分離唱の合唱はわずか1年で卒業されてしまったのですが、

「卒業後に合宿に来た折、合唱の前方に立たされて梨大の合唱を
聴いたこと、この時の合唱が忘れ られない。社会人となって緊張
の連続で疲れた心を包み込んでくれるようにハーモニーの響きに
いやされ励まされた大切な思い出だ」

といった趣旨の話をされまし た。そのとき私は唱っていたのでしょうね、きっと。同じ合唱に対して初めて聞く長年の想い、唱っていた側にとってもうれしい話を聞かせていただきました。

ハモる同窓会

恒例になっている学生時代の合唱団同窓会が2・3日に泊まりでありました。今年も当時合宿をした河口湖・常在寺の隣の音楽ホール付き民宿です。佐々木先生がわたし達の団体を指導してくれたのは12年間。学生時代合唱団をリードするのは3年生でしたが、その初めから3学年合同の会になって3年目です。やむを得ない日程変更があったためか今年の集まりは少々少なめ、S4・A1・T3・B・5の13名でした。

同窓会1
到着した人が徐々に食堂に来て、4時30分集合の時刻には全員集まったかな?全員が集まる前から追加の楽譜を配り、クリアファイルに綴じ込む作業。そしてそれが終わって唱い出しました、4時50分。唱い始めると間もなく夕食の準備が始まるとのことで音楽ホールに移動。6時までの短い時間でしたが十数曲唱いました。讃美歌等では1オクターブ低いけれど私は1人しかいないアルトに加わりアルト初体験。慣れ親しんだ曲なら響きが体に染みついているのか、唱えるものですね。そしていつもの曲もちょっと新鮮な味わいです。

同窓会2
6時から夕食、ここでは缶ビール1本ずつが配られて更に飲む人はごくわずか、宴会としてはおとなしいものです。近況報告も後回しにして食事の時間が終わり、また音楽ホールに移動したのは7時半ころでしょうか。唱う会の始まりです。

食事の前からですがリーダーは初代の学生指揮者。このブログで昨年も書きましたが、地域で合唱活動を精力的に続けている方です。それからまたリーダーが交代して東京で分離唱の合唱を続けている方。分離唱、カデンツと本来の練習同様にすすめて今年もなかなかいい響きを味わうことができました。以前は「歌う同窓会」とタイトルしましたが、今年は少し胸を張って「ハモる同窓会」としました。

同窓会3
歌い終わったのは10時半、あとは宿泊部屋で宴会夜の部のはじまり。近況報告、会の今後のことなど含めて楽しい会話が夜遅くまで続きました。

千曲川の水上を恋ふる唄
山河抄(山梨の武田氏の歴史などが込められて歌です)
讃美歌
みどりも深き
夜はふけわたりぬ
いつくしみ深き
つかれしものは
主よこころみ
ガリラヤの湖畔
ナルドの壺
神ともにいまして
みたまなるきよき神
しずけきかわの
こころの緒琴に
むくいをのぞまで
ゆけどもゆけども
主よみもとに
しずけき祈りの
夕日はかくれて
やさしくともをむかえよ
男声合唱
Adoramusu te
夏の夜の星
今は若き子
オーラ・リー(これは余り唱えなかった)

混声合唱
さくらさくら
今様
荒城の月
浜辺の歌
すすき
背くらべ
赤い靴
汽車ぽっぽ(初代の汽笛も年をとりました)
雪の降る街を
よしきり
光のお宮
われは幼く
中国地方の子守歌
はるかに
埴生の宿
平城山
霜のあした
君を去りて
緑の森よ
はるかな友に
夏の夕べ

今回歌った曲はこんなところ。

男声同窓会

大学卒業後、甲府で梨大合唱団とは別の分離唱による女声合唱・男声合唱・混声合唱がありました。私にとってここでの合唱は貴重な音楽体験・ハーモニー体験で、このこともいつか書いてみたいと思いつつ今に至っています。
ここでの男声合唱は私たち梨大合唱団の卒業生、同年代の大学院生、それから私たちの若干後輩に当たる大学生、なかには大学合唱団ではなくして私たちと唱った学生もいました。そんな交流ももう三十年以上も年賀状のやりとり以外はなくなっていたのですが、6歳年下の同級生四人は大変仲良しで家族ぐるみの交流をしているとのことでした。そんな彼等がうらやましく、

「今度仲間にいれてくれない?」

とお願いして実現したのが、この土日にあった男声同窓会です。連絡できたのが13人、そして集まったのは8人でした。

 

会場は山梨県清里の「○○ロッヂ」、ここはわが家ではよく利用させていただくところなのですが、いつもグランドピアノがある部屋で宴会、そして夜遅くまでその部屋でのみながら食べながら唱うことが出来る我々の同窓会には格好のところなのです。しかし紅葉シーズン真っ盛りのこの日、この施設は満員で人数の少ない私たちの団体はピアノのある部屋での宴会は断念。それでも

「時間になるまでピアノを使わせていただけませんか?」

とお願いし、夜の予定は入っていないというホール(一番大きい部屋)のピアノの前で唱い始めました。かつて唱ったのもさほど長い期間ではなかったので、唱える曲は少ないのですが、こんな曲を唱いました。

夏の夜の星
聖なる心にのみ
野ばら
山の乙女
すすき
オーラ・リー
明日まで
親方と弟子
Adoramusu te
お医者さん
今は若き子
ピクニック
セレナーデ
菩提樹
我が友よ

三十数年ぶり、唱うのは難しいのではと思っていたのですが、楽譜があれば唱えるものですね。宴会の時間を気にしながらも、

「どうせここの宴会はエンドレス、宴会開始は遅れてもかまわないだろう。」

と、30分くらいは宴会を遅らせてしまいました。
(94.0k)

合唱団同窓会(その2)

同窓会二次会
合唱が終わったところで宿泊の部屋に戻り、お酒とお喋りの時間となりました。一時間ほどまわりの人と歓談したころ、幹事さんの一声で参加者それぞれの近況報告が始まりました。それぞれの思いがあり長くなる人、昨年話したことは言わないと気遣いを見せる人と様々ですね。話の内容も仕事のこと、学校のこと(女性は教員が多いですからね)、退職後のこと、健康上のこと、家族のこと、中にはリクルート活動の話をした人もいました。この日の合唱がなかなかよかったものですから、酒の力を借りて少々気が大きくなった人も・・・・(笑)。そんなことで楽しいおしゃべりの時間もあっという間に午前様、でもかつてのように夜を徹して話すなんていう豪傑はいなくなりましたね。健康第一、かな。とはいっても就寝は午前1時頃だったでしょうか。

 

翌朝5:30、先輩のAさんが起きて着替えている音で目が覚めました。見るともうすっかり着替えています。

「もう帰るんですか?」
「そうじゃないけど、この時間目が覚めるともう眠れないんだよね。散歩に行ってくるよ。」

御室浅間神社
それではとお伴することにしました。私のいつものウォーキングは6時過ぎですから、この日のスタート時間は新記録です。民宿から常在寺の境内、河口湖畔に出て遊歩道を、それから富士ビューホテルの敷地内を一巡りして戻って1時間。この先輩は分離唱による合唱指導を長年続けている方です。昨夜も聞いたのですが、ここでも先輩の合唱への熱い思いを語ってくれました。大学卒業後分離唱の合唱を広めたい一心で活動してきたのだそうです。私たちが卒業後友人と一緒に聴きに行った佐々木先生指揮、梨大合唱団の御殿場公演もこの方が中心になって招聘し、裏方もされたのだそうです。大変なご苦労だったようです。

「御殿場公演の録音ってないんですか?」
「それが、録音はしなかったんだよね。」

と言うわけで長年気になっていた録音へののぞみは絶たれましたが、先輩の指導する合唱を聴かせていただくという新たな希望が出てきました。散策から戻ってみると宿泊室で寝ているのは一人だけ、しかし誰もいません。同宿の方々も私たちと同じように朝食前にこの懐かしの地の散策に出かけたようです。やがて皆さんが戻ってもうすぐ朝食と言うときやっぱり唱いましたよ、男声合唱の「すすき」。唱えるときには唱わなくっちゃね。

合唱団同窓会

梨大合唱団の同窓会がありました。
私たちの前後3学年の会となって4年目、年1回の恒例の集まりです。場所は学生時代に夏合宿をした寺のすぐ隣の民宿、ここはちょっとした音楽ホールがあり音楽団体が合宿にも利用するところで今も合唱活動をしているSさんの推薦でこの場所が決まったのです。学生時代の夏合宿は決まって9月1日~8日の7泊8日、炊事も自分たちでして大変思い出深いお寺「常在寺」。そのすぐ隣での会でしたので多くの参加を期待していたのですがむずかしいものですね。都合のつかない人も多く集まったのは17人、でも各パートがバランス好く集まり合唱には十分でした。

集合時間は4:30でしたが今年は早めに到着しました。私より早く到着した車が3台ありましたが民宿には不在、私も荷を下ろしてすぐに散策、40分ほどのウォーキングでした。参加者それぞれが私同様に集合時間までの時間は懐かしの常在寺とその周辺を散策していたようです。

民宿に戻ると人も徐々に集まり始め、久しぶりの再会に懐かしい会話が弾みましたが、楽譜を配り夕飯(宴会)30分ほど前になると唱い始めました。まずは

「さくらさくら」
「今様」
「荒城の月」

といったところだったかな。しかし久しぶりの合唱はそれはそれは大変、耳などどこかに行ってしまっているようです。2曲ほど唱った後、「ホールに行けばピアノがあるよ、そこへ行こう」、わずかな時間ではありましたがそちらへ移動して分離唱から始めました。そしてその効果は絶大、なかなかいい雰囲気になってきました。でもすぐに夕飯の時間になり会食の場へ移動しました。

今なお分離唱の合唱を意欲的に指導しておられるSさん、今回は都合で夜のうちに帰るとのこと。そこで「夕食時にはお酒は控えてあとの合唱が終わってから飲みましょう。」などとは言っていたのですが、でも座ってしまってビールが出てしまうともう宴会モードに入りそうになってしまいます。しかしこのSさんのテーブル(3つのテーブルを囲んでの会食でした)は食事を早々に切り上げセルフサービスの片付けも済ませてまたホールへ移動してしまいました。それに促されて他のテーブルでも会食を終え、全員がホールにそろったのは7:30頃だったでしょうか。

さて、ここからが合唱の時間。音楽サークルの練習用ホールは響きもよく、ここでは単に唱って楽しむだけでなく半ば練習のような合唱の時間になりました。唱った曲目はもう順序は忘れてしまいましたが、

「みどりもふかき」
「いつくしみ深き」
「つかれしものは」
「主よこころみ」
「ガリラヤの湖畔」
「ナルドの壺」
「かみともにいまして」
「みたまなるきよきかみ」
「しずけき河の」
「むくいをのぞまで」
「こころの緒琴に」   と、讃美歌。

それから、

「浜辺の歌」
「すすき」
「背くらべ」
「赤い靴」
「汽車ぽっぽ」
「よしきり」
「光のお宮」
「われは幼く」
「埴生の宿」
「平城山」
「緑の森よ」
「はるかな友に」
「青い小鳥」
「夏の夕べ」

間には男声合唱

「Adoramus te」
「夏の夜の星」
「聖なる心にのみ」
「進めわが同胞よ」
「雨」

「雨」は女性にトップテナーを1オクターブ低く唱ってもらいましたが、こういう形もなかなかいいものです。
それから山梨ゆかりの小山章三作曲の「山河抄」、それによく似た「千曲川の水上を恋うる唄」の二つの組曲を楽譜なしで唱ってみました。合唱が終わったのは10時頃だったでしょうか。

今回の合唱ではかなり練習に近い形態となり、そのためか幾分唱った曲数は少なかったようです。でもなかなか密度の濃い内容になり、かつての感覚を少し取り戻すことができたようなうれしいものでした。来年は夕食前にもっとたくさん唱えるよう、もっと早く集まろうということになりました。先陣をきって人生の第二ステージに足を踏み入れた人も現れてきたこの集まり、この先どんな展開となるのでしょうか。楽しみです。

ハモる同窓会?(つづきのつづき)

 翌日は6時に起床、いつも通りにウォーキングに出かけました。この会場はかつて住んでいたところの近く、懐かしい道を我が家の子どもたちが通った中学校までの往復で約5kmほどでした。甲府のベッドタウンで農地は減り続けているのですが、それでもあちらこちらに畑がありここではもうジャガイモの花が咲いていました。我が家のあたりから見ると作物の生育もかなり進んでいるようです。私が住んでいた頃にはなかった大きな公園もでき、朝のウォーキングをする人にもたくさん会いました。

 部屋に帰ってから相部屋の友人を誘って朝風呂へ、ここは甲府の温泉地ですからね。でもこの時間にはもう他のお客さんもいて、風呂の中で唱うというわけにはいきませんでした。温泉につかりながらハモる、これも一つの楽しみなんですけどね、残念。でも、露天風呂につかりながらお互いのはなし、合唱のはなしなどゆっくりとすることができました。朝食も先輩女性陣のはなしを聞きながらゆっくり、結局チェックアウトの時間ぎりぎりの10時にロビーに出て一応解散。

 一年ぶりの再会ですからね、時間が許す限りはということで私を含めて8人の男性で向かった先は学生時代私たちと縁のあった方のお店(お宅)です。A男声合唱団で活動した人達にとってはとくに懐かしい方、私が知っている範囲でも当時の私たちの合唱に理解を示してくれた数少ない方の一人でした。大変な美声の持ち主で、このレストランでは食事の後にマスターの歌のサービスがあるのです。この日は出演するコンサートがありご主人さんはあいにくの留守でしたが、それでも奥様に快くもてなしていただき、気を良くした私たちは図々しくもこの店の中で男声合唱を始めました。トップらしいトップがいない上にハーモニーも?の私たちの合唱、まあ粗雑な響きも通常の男声らしさかもしれません。不出来な男声合唱を6曲ほど唱ってしまいました。男声合唱自体が珍しいものですから、ここの奥様とたまたま居合わせた友人の方にも喜んでいただけたようです。

 次に昼食をと向かったところは私のおすすめ「珈音」さん、ここのカレーはおいしいんですよね。よく煮込んだカレーにデザートのヨーグルトがついて○○○円。「ここが○○(すすき)がブログで紹介しているお店?」なんて聴いてくれる友人もいてちょっと嬉しかったな。店にはいると幸いにも他にお客さんもなく貸し切り状態、そこで持参した私たちのかつての録音を聴きながらの昼食となりました。昨日からの???の響きのあとで聴く当時の録音はやっぱりきれいですね。聞き惚れてしまいます。当時を思い返しながらの食事を終えて最後に残った8人も解散となりました。

 年に一度の合唱では多くを望むことはできませんが、音楽に浸った一泊二日の同窓会、嬉しい集まりでした。

ハモる同窓会?(つづき)

唱い終わったのは11時過ぎ。ここで日帰りの方は帰り、残ったメンバーは宿泊室に移動してエンドレス(?)の語らいの時間の始まりです。アルコールの助けを借りてくだけてしまうのかと思いきや、合唱のはなしもいっぱいでましたね。

現在も中心的に分離唱による合唱活動をしているSさんは最近の録音持参でした。この録音がヘッドセットと共に回覧されます。みんなきれいな響きに感心しきりでした。
教育学部のOBはほとんどが小学校の先生、子どもたちの合唱のよろこびをそれぞれに語ってくれました。

学生指揮者だったAさんは地元で複数の合唱団を指導しています。混声合唱に男声合唱、そして少年少女合唱。

「子どもは分離唱をすると音が全く下がらないんだよ。」
「なんで」
「そのままストレートに入るんだよね。
大人はうまく唱いたいとか、色々なことを考えるから駄目なんだろうね。」

なんてはなしに、またもや感心しきり。
それぞれに学生時代の音楽が底に流れ、今も音楽の純粋な世界を持っている方々の嬉しくなるようなはなしが続きました。そんなはなしをずっと聞いていたい気持ちもあったのですが、もうそんなに体力に自信のない私は自室に引き上げるトップバッター、2時過ぎでしたね。遅い人は夜明けまでだったんでしょうね。

ハモる同窓会?

 母校合唱団同窓会が行われました。場所は甲府市内のホテル、法事のため遅れた私は二次会からと思っていたのですが、行ってみると近況報告の真最中。一年ぶりの再会でそれぞれが話し始めるともう止まらない?
 大幅に遅れて移動した二次会は、例によってカラオケルームで2時間以上唱い放題です。係の方が気を利かせてカラオケの音は切ってあったのですが、
      「すみません、画像もとめてください。」
そうです、防音設備の整った部屋さえあればいいんですよ。唱いはじめは久しぶりの合唱の響きに感激。しかしね、すぐに耳が慣れてきて生まれてくる響きにはウーン・・・・。何十年とほったらかしていた私たちの耳の現実です。今年もやっぱり
      「ハモる同窓会」
ではなく、
      「唱う同窓会」
でした(笑)。

 来年のOB会は学生時代に合宿した河口湖の近くでやるとか。その過程での会話、
      「ねえねえ、合宿をしたお寺、何て言ったっけ?」
      「”じょうざいじ”だよ。」
      「”じょうざいじ”ってまだあるの?」
      「そりゃー、あるよ」
      「本当?」
      「そりゃーそうさ、常在寺だもん」
小話でした。(笑)

同窓会(その2)

私達OBの集まりのために作成した合唱曲集です。この表紙、いかがですか。真ん中に載せられたこけしの絵、懐かしい人もおられるでしょうね。私達は「フォーレのレクイエム」学年なんですよ。そしてこの年、先生からいただいた年賀状からここに取り込んでみました。何気なく小さいこけしの絵を見てきたのですが、こうして拡大して取り込んでみると大きい方のこけしには「寿」、小さい方のこけしにはこの年の干支の「竜」の字が書き込まれていました。小さい絵の中にも先生の細やかなこだわりがあったことを改めて発見しました。
OB会楽譜表紙

多少の記憶間違いもあるでしょうが、今回の集まりで唱った曲を紹介します。こんなものでも同窓会の雰囲気が少しは伝えられるかもしれませんね。

    さくらさくら
今様
荒城の月
すすき
山河抄
背くらべ
赤い靴
汽車ポッポ
よしきり
光のお宮
われは幼く
洗濯ばあさん
はるかに
平城山
三匹の蜂
霜のあした
君を去りて
夏の夕べ
草原の別れ
主よこころみ
ガリラヤの湖畔
ナルドのつぼ
神ともにいまして
みたまなる
しずけきかわの
むくいをのぞまで
こころの緒琴に
夜はふけわたりぬ

 私達の団体は混声合唱団でしたので唱うのはほとんど混声曲ですが、余興で少しだけ男声合唱にも挑戦しました。

    Adoramusu te

Stendchen
進めわが同胞よ
Aura Lee
夏の夜の星

 やはり、学生時代にあまり唱ってない男声合唱には混声以上に難がありました。そんなわけで最後にはやっぱり讃美歌「夜はふけわたりぬ」を唱って終わったのでした。

同窓会

今年も母校(?)梨大合唱団同窓会にいってきました。私達の学年だけの集まりが、昨年から前後3学年合同の同窓会になりました。集まったのは総勢22名、佐々木先生が山梨に見えた年の団員のほぼ半数です。会場は甲府市内のホテル、宿泊の人と日帰りの人がいます。

私は早めに行こうと思ったのですが、突然の急用で会場に着いたのは午後5時過ぎ。まず集まる場所は男性が宿泊する畳の大部屋です。私ではなく(笑)、私の持って行く楽譜を皆さん待ちかまえていました。楽譜の整理が終わったら6時まであとわずか、それでも早速合唱が始まります。讃美歌を3曲ほど唱いました。

6時からは宴会室に移動して各自の近況報告がありました。毎年出席している人の1年間の近況、卒業以来初めて再会した人の三十数年分の報告等々を楽しく聞きました。

8時半頃からカラオケルームに移動し、例によってカラオケ装置には壁の花になっていただき合唱が始まります。宿泊ルームに電子ピアノを忘れてきてしまって音叉で音をとって歌い始めたのですが、ちょっと・・・・。すぐに取りに行って改めて分離唱からスタートです。分離唱の威力、やっぱりハーモニーがよくなりますね。久しぶりに歌う人たちがいきなり合唱なんて無謀でした。それから約3時間、ほとんどお酒も飲まずに歌い続けです。最後の讃美歌なんてかつてのハーモニーの味わいをちょっぴり取り戻せたかな。かつての録音魔で今回記録に徹してしまったSさん、「いいよ、いいよ」の連発でした。

カラオケルームが終わると日帰りの方たちが帰られ、宿泊組は宿泊室に戻って酒を酌み交わしながらの語らいの時間が、長い人は夜の白むまでだったそうです。

思い出すとおもしろいこと、近況報告の中で遅れてくる人のことを、「○○さんは9時までにはくるそうです。合唱には出られるそうです。」と、本番は宴会ではなくその後の唱う時間であるかのような言葉でした。